日本100名城

かわごえじょう

川越城

埼玉県川越市

別名 : 初雁城、霧隠城
旧国名 : 武蔵

投稿する
川越城
口コミ・画像を投稿する

みんなの写真投稿

投稿する

みんなの口コミ

投稿する

T-Shionoya

川越城訪問 (2006/05/05 訪問)

過去の城郭巡りの振り返り第24弾は、埼玉県川越市の川越城。

入間川の南、武蔵野台地の北端の縁に築かれた城。

1457年に古河公方に対抗するため太田道真・道灌父子が築いたと伝わる、その主君扇谷上杉氏の居城。
1537年、北条氏綱により攻め落とされ、1576年には北条家臣の大道寺政繁が改修。
家康の関東移封後は酒井重忠などの酒井氏、近代城郭に整備した松平信綱からの大河内松平氏3代、秋元氏4代、結城松平氏7代などが城主となり幕末を迎えました。

現在は本丸付近が初雁公園となり、土塁と希少な本丸御殿の一部が残る城。
しかし城域の多くは学校や博物館、住宅地で、要所に標柱が立てられているものの城感は薄い状態。

最初の訪問時は、秋元氏の時代に先祖がこの周辺にいたのかと考えた以外、あまり記憶になし。
ところが改めて縄張図を見ると魅力的な城郭で、大手門と中曲輪の南門に丸馬出を備え、他の虎口には喰違虎口を採用。最終関門の本丸北門は甘い平虎口だが、東側にその目隠しなのか横矢を掛ける目的なのか本丸からの突出部を設置していた模様。
そんな構造を少しでも感じることができないかと2年前に再訪問すると、初雁公園は城址公園としての整備が進行中とのこと。
要塞らしい虎口の復元を期待したい川越城です。

※写真1~6,9,10は2022年9月の撮影

+ 続きを読む

+ すべての写真を見る

火ノ島豊後守正宗

川越城 (2024/07/10 訪問)

正73城目。
JR川越駅より川越城下町をねり歩きながら徒歩30分程度で到着しました。
ちょっとした城址公園です。正直言うと城郭よりも城下町の方が見る価値は大きかったですね。着物姿の観光客が城下町に映えました。

+ 続きを読む

+ すべての写真を見る

川越夜戦跡 (2024/06/27 訪問)

 川越城の近くに戦国時代、北条氏の関東支配を決定づけたとされる日本三大奇襲のひとつである川越夜戦跡があります。東明寺に石碑がありました。

 行った日は平日でしたが川越の街はあいかわらず混んでいましたね。日本人にも外国人にも人気の観光地です。街並みの写真も撮りましたが、人が多く写っていて投稿するのは遠慮しました。

+ 続きを読む

松平信綱 (2024/06/27 訪問)

 久しぶりの川越城です。本丸御殿とその周囲を散策しました。古くからの関東における重要な城で関東七名城のひとつですが、ほとんどは失われてしまいまいた。本丸御殿が一部でも残っていることはうれしいことです。

+ 続きを読む

+ すべての写真を見る

概要

扇谷上杉氏の家宰である太田道真・道灌父子が築城。江戸の背後を守る役割として川越城を重視した徳川家康は譜代の家臣を入城させ、近世城郭として大規模な拡張整備を施した。豪壮な大唐破風屋根の車寄が目を引く本丸御殿が現存し、その棟続きに家老詰所が移築復元されている。

城郭情報

城地種類 連郭式平山城
築城年代 長禄元年(1457)
築城者 太田道真、太田道灌
主要城主 扇谷上杉氏、後北条氏、酒井氏、堀田氏、長沢松平氏
文化財史跡区分 県有形文化財(川越城本丸御殿)、県史跡
近年の主な復元・整備 松平(長沢)信綱
主な関連施設 石碑、説明板
主な遺構 堀、土塁、御殿、移築物3棟
住所 埼玉県川越市郭町2他
問い合わせ先 川越市産業観光部観光課観光推進担当
問い合わせ先電話番号 049-224-5940