前日の攻城の後遺症の筋肉痛が残る中、意を決して本丸に向けて登城していった。今回の洲本城では登り石垣のチェックが最大の目的。上りでは最短距離である八王寺木戸に抜けたが、東登り石垣は確認できずじまい。東の丸の石垣に沿って山林の中を見渡してみたが、それらしき遺構を発見することは出来なかった。東日本大震災の影響ではないと思うが、天守風の展望台は立ち入り禁止となっていた。天守台の付近から下に西登り石垣が伸びているはずだが、これもはっきりとは分からない。かなりがっかりして、下山。その途中で漸く登り石垣の遺構をいくつか認めることができた。松山城、彦根城とともに登り石垣を持つ城として名高い洲本城だが、遺構の残存度合い、視認のし難さで先の2城よりはだいぶ落ちると思う。
+ 続きを読む