岐阜市へ行く機会がありましたので、市内を散策しました。このところ毎年続けて登城していることもあり山の上の城には今回は行っていません。
法華寺
織田家ゆかりの寺で岐阜城の門が移築されています。
梶川堀
斎藤道三や織田信長は城下町の整備を行いました。梶川堀は城下の堀で、この堀の東側に武家屋敷、西側に町屋が配されていたようです。現在は水路となっています。
立政寺
東海地方の中世浄土宗の一大中心地として栄えた寺で、織田信長が戦国最後の将軍となった足利義昭を迎えた場所として知られています。
崇福寺
織田家の菩提寺で、織田信長信忠親子の廟所があります。その昔は快川紹喜が住職を務めたり、稲葉一鉄が若い頃小僧として修行していたりと興味深い歴史を持つ寺です。関ヶ原の戦いで当時岐阜城主であった織田秀信は西軍についたため岐阜城は攻められ落城します。家来たちは、討死にや割腹自殺をし、その際に床板に 血痕が付着したものを本堂前周辺部に天井として残っていて、崇福寺の地天井と呼ばれています。内部は有料で興味深い展示物があるようですが、今回は時間の都合もあり外だけさらりと見学しました。
円徳寺
織田信秀、織田信長、織田信秀ゆかりの寺です。天文16年(1547年)、織田信秀が当時は井ノ口といっていた岐阜に攻め入った際、斎藤道三に大敗し5,000人ともいわれる戦死者が出ました。この戦死者を弔うための織田塚が円徳寺境内に安置されています。関ケ原の戦いの後、敗れた織田秀信はこの寺で剃髪したといわれています。
以前に総構えの土塁や川原町付近を散策したことを投稿しました。今回は以前散策した場所以外の所を歩いていますが、まだまだ岐阜市内には興味深いポイントがありそうです。機会があればボチボチ散策してみます。
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