【田上山砦】
<駐車場他>城跡南600m手前の登城口まで車で行けます。3台分程のスペースがありますが、途中道が悪くバンパー下を擦る恐れがある箇所があります。麓付近の小溜池<35.508464, 136.228090>付近に駐車して徒歩で登っても無難かと。
<交通手段>車
<見所>堀切・虎口・土塁
<感想>日帰り湖北陣城攻め旅2城目。現地説明板によると「信長公記」には1573年に朝倉義景が田上山に布陣したとあります。賤ヶ岳の戦いにおいては羽柴秀長の陣城で実質的には秀吉方の本陣であったようです。
上記登城口から古墳のような盛土や意冨良神社上宮跡を通過して城跡にたどり着きます。砦跡は主郭を中心に南北と主郭から西側に長く曲輪が伸びています。主郭から南側は南郭、南堀切があります。南郭は土塁囲みの曲輪で副郭であったようです。主郭から北側は堀切土橋、北曲輪、北曲輪の北側に馬出し、広い尾根曲輪の先に北外郭があります。北外郭の北虎口は小さいながら枡形が2つ繋ぎになった珍しい形状の虎口でした。北外郭の更に北側に谷を利用した堀切になっていました。主郭の西側は尾根を下がりつつ竪土塁があり真ん中辺りに堀切があります。西郭は匚状に土塁があり郭の西側に堀切、さらに西側にも堀切があります。
縄張り的に北郭の北側が広大な削平地になっていて武者溜まりであったように感じました。北からの攻撃を沢山の兵で押さえる北側を意識した造りになっていると感じました。陣城の小さいながら凸凹の遺構が明瞭に残る見応えある城跡でした。
<満足度>◆◆◆
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