ながのじょう

長野城

三重県津市


旧国名 : 伊勢

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北東の土塁
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しんしんちゃん

山奥に佇む長野工藤氏の城郭。 (2023/10/15 訪問)

長野城は長野氏によって築かれ、長野氏は工藤祐経の孫、祐政が名乗ったのが始まり
とされています。標高540m、比高360mの高地に築かれ、車で通れたり通れなかったり
する林道の先にあります。見所は2か所あり主郭周辺の主要部と北東に広がる堀切や土塁
を備えた遺構になります。主郭は城域の最高部にあり東側を除く周囲に土塁が残って
います。西側に郭が配され、その先にも遺構が残ります。北東の遺構は一度主郭から
降りて駐車場の近くまで戻ると北側に歩道が続いているのでそこを進みます。
すると主郭の北側にいきなり大きな竪堀があり、それに沿って歩道が湾曲して続き
ます。歩道と竪堀はすれすれなので足を滑らすと下に転げ落ちてしまいます。その先には
堀切が下方に延々と続き、それに沿うように左側に郭が配されています。郭は土塁を伴い
一部に石積みが残っています。堀切の下方には門の礎石らしいものが残り、堀切の上方
には左右に大きな土塁が残っています。これらの遺構はその完成度から戦国期のもの
かもしれないと思います。ひとしきり城域を確認した後の満足感はなかなかのもので
わざわざ林道を2km弱歩いてくるだけの価値はあったと思います。(帰りもありますが)

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キンヤ

標高540mの高所にあり眺望が良い長野氏の城 (2019/03/17 訪問)

こんな所まで誰が攻めるのかと思うくらい、高い所にある城です。

あいにくの雨模様でしたが、山頂の主郭からの眺望は良かったです。

国史跡である為か良く整備されており、堀切・切岸・土塁などの遺構が見易く、なかなか楽しい城でした。

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ぴーかる

長野城 (2019/10/06 訪問)

【長野城】
<駐車場他>
①Google<34.741158, 136.331501>道の脇に砂利の待避所(3・4台)があります。この地点から2.4㎞登ると城跡に着きます。
②小型車以下の四駆かオフロードバイク以外は止めたほうがいいです。城跡入口に車が2台程度停めれるスペースがあります。上記①の地点に通行止めのゲートがありましたが、横にずらしてあった(誰かがずらしたかも)ので私はそのまま車で上がりました。添付写真の9枚目(写真の路面はまだましな方)のような道を上りますが木の枝が塞いでいたり、大きい落石をどけながら進みます。

<交通手段>車

<見所>曲輪
<感想>3回連続日帰り伊賀攻城の旅2城目。長野城跡は以前の投稿した通り長野工藤氏の標高580㍍にある方の山の城です。前回長野氏城跡の東・中・西の城跡を攻略したので今回はこちらを攻略した。
前述の通り駐車するまでの運転は苦労したが城跡前まで行けたので体力的には楽だった。
城跡は尾根続きの端の山頂部に主郭があり下段に主郭を取り巻く腰曲輪があるシンプルな縄張り。東の城と似た感じを受けた。竪掘り・横堀は見受けられなかった。城跡は麓の方の長野氏城跡と違って少し整備されていたので見易かった。国史跡の割には遺構は少ないのですぐ見終わった。

<満足度>◆◆◇

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じゅんじん

山ん中 (2010/12/30 訪問)

こんな山奥にお城を築くとは。物好きだなあ

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 長野祐藤
築城年 文永11年(1274)
主な城主 長野氏
廃城年 元亀元年(1570)
遺構 曲輪、土塁、堀切
指定文化財 国史跡(長野氏城跡)
再建造物 石碑、説明板
住所 三重県津市美里町桂畑
問い合わせ先 津市教育委員会美里事務所美里総合支所地域振興課
問い合わせ先電話番号 059-279-8122