金曜ロードショーで出光佐三がモデルの映画「海賊とよばれた男」が放送していたので、出光佐三の生家の近くにある蔦ヶ嶽城(つたがたけじょう)を投稿します。
現在は世界遺産になった宗像大社で、戦国時代まで大宮司を務めていた宗像氏の居城だった山城です。
JR教育大前駅から山頂の主郭跡まで比高は330m程あり、徒歩45~60分くらいはかかると思います。
城山登山口には無料駐車場と水汲み場があり、駐車場からだと30~45分くらいだと思います。
山城に興味がない方にはただの登山になってしまいますが、竪堀や連続した曲輪群らしき遺構も確認できます。
標高369mの主郭からは南に広がる宗像の平野を一望でき、北西には世界遺産になった「沖ノ島」が見えるようですが、私が訪れた日は見ることはできませんでした。
JR教育大前駅から南に200~300mに出光佐三の生家がありますが、麓に下りた頃には日没を迎えていたので、中に入ることはできませんでした。
出光佐三さんは宗像大社の信仰に非常に熱心で私財を投じて神社を復興したので、佐三さんがいなければ、宗像大社の世界遺産選定もなかったと言われているそうです。
世界遺産に選ばれて、最後の宗像大宮司で蔦ヶ嶽城城主の宗像氏貞公も出光佐三翁も喜んでいることでしょう。
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