天守は見るからにふざけており、最下層には通り抜けの穴まで開いている斬新(笑)な形、当然模擬天守です。まあここまでやれば、さすがに戦国時代から建っていたと勘違いする人も少ない(ゼロではない…)と思うので潔ささえ感じます。しかし建造は昭和3年(1928年)で現状では日本最古の模擬天守だそうで、それなりに風格を感じます。ただし、今は諸事情により中には入れない構造です。山麓には江戸時代に政庁として機能した平城部分もあり、堀、石垣の郭内に資料館や裁判所等が建っていました。資料館では徳島藩領だった淡路国がなぜ明治維新後、兵庫県に転じたのか、その悲しい歴史がわかります。さて、このヤンチャな天守に反して山上に残る数多くの石垣は至ってマジメです(笑)。主に脇坂氏自体のものとのことですが、本丸ほか周辺の曲輪に思った以上に大規模で素晴らしい石垣遺構があり、あまり期待してなかった分、驚かされました。山上へは徒歩でもいけますが、車であれば山頂主郭部に徒歩5分のところまで近づける駐車場もあり、サクッと回れると思います。
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