あまがさきじょう

尼崎城

兵庫県尼崎市

別名 : 琴浦城、尼丘城
旧国名 : 摂津

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阪神尼崎駅近くからの眺め
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侍ホリタン

大坂城の西の守りを担った名城を訪ねて (2022/05/15 訪問)

大坂夏の陣後に西国支配の拠点とされた大坂城の西の守りとして戸田氏鉄公により築城されました。歴代城主は戸田氏、青山氏、松平氏と譜代大名が務め5万石とは思えぬ程の規模であったと言われています。惜しくもお城は明治政府の廃城令によって取り壊されました。現在の天守は資産家の寄付により再建されたものです。
阪神尼崎駅から徒歩で数分、アクセス非常に良いです。城内では武将、忍者の衣装を着ての記念撮影や鉄砲、刀、槍を手に取って重さ等を体験出来るコーナーなど子供連れでも楽しめます。

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イオ

城下町めぐり (2022/12/10 訪問)

(続き)

歴史博物館の南にある小学校も本丸跡にあたり、小学校の南西隅には尼崎城址の石碑と説明板が建てられています。また、校庭にはかつて本丸に存在した天守と隅櫓の模型が設置されていて、説明板によれば昭和15年に教職員と児童によって製作されたものだそうです。…って、戦前に作られた模型が80年以上経った今まで伝えられているんですか!? また、小学校北東の幼稚園(平成28年閉園)の壁には卒園記念として尼崎城天守(ちゃんと四重)が描かれていますし、西本町交差点の地下道には荻原一青の天守画模写が、さらには戎橋南詰の普通のガレージにまで築城四〇〇年として天守が! こうしてみると、尼崎城が市民の誇りであり、天守の再建が悲願だっただろうことを実感します。

庄下川から南外堀沿いに東に進み、北浜公園へ。北浜公園は東外堀にあたる大物川を埋め立てた公園で、南端入口に東大手橋跡の石碑が、公園内に尼崎城絵図があります。北浜公園から北に徒歩3分の深正院は桜井松平氏の菩提寺で、歴代藩主や家臣の墓所になっています。かつての本堂は尼崎城本丸御殿を移築したものでしたが、戦災で焼失したようです…。大物駅北東の大物公園の南辺(病院沿い)には、串団子の形をした刻印のある尼崎城本丸の石垣(と説明板)が設置されていました。

西外堀にあたる庄下川の外側には、西国大名への備えとしてでしょうか侍屋敷と寺町が設けられており、寺町には大物くずれで捕らわれた細川高国が自害した広徳寺(羽柴秀吉が中国大返しの途中に休憩したとも)、佐々成政の墓所がある法園寺、室町二代将軍・足利義詮が在陣し大覚寺城とも呼ばれた大覚寺など、数多くのお寺が軒を連ねています。ただ、広徳寺も大覚寺も尼崎城築城に伴って寺町に移転させられているため、現在地はそれぞれ細川高国最期の地でも大覚寺城跡でもありませんが…。

…ということで、尼崎城には明瞭な遺構は(地表面には)見られないものの、エンタメ天守に歴史博物館や尼信会館、城下にも尼崎城の存在を伝えるものがあちこちに見られ、思いのほか楽しませてもらいました。我がまちのお城を誇りに思う気持ちが感じられるのっていいですね。
 

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TAKE

開城前の訪問 (2023/01/08 訪問)

駅より徒歩すぐ。オープン前で天守には入れずでしたが写真を撮るには好都合でした。

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イオ

尼崎市立歴史博物館と尼信会館 (2022/12/10 訪問)

(続き)

廃城後、本丸跡は学校用地となり、戦前に建てられた市立高等女学校の校舎が整備されて歴史博物館になっています。歴史博物館の北東部が天守跡にあたり、玄関前の植込みに尼崎城天守閣遺蹟の石碑が建てられています。また、北辺の道路沿いの植込みには大量の石垣の石がならべて展示されており、矢穴のある石も見られました。

館内に入ると、2階は古代から現代までの常設展示エリアになっていて、尼崎城の絵図や本丸の復元模型、鬼瓦や鯱瓦、桜井松平氏の具足、発掘調査の成果の展示など、尼崎城に関する展示が特に充実しています。中庭にも尼崎城石垣の石が数多く展示されていました。
なお、尼崎城とは無関係ながら現代の常設展示の最後に現下のコロナ禍に関する展示があったのが印象的でした。まだまだ歴史どころか現在進行形ですが、いつか歴史の一ページになった時に後世の人が指針とし得る資料をひとつでも多く伝えていく、それこそが歴史という学問に携わる者の後世に対する責務ですよね。

歴史博物館を出て城下をあちこち散策した後、今度は西屋敷跡の尼信会館に行きました。その名の通り尼崎信用金庫が開設した博物館で、城下町尼崎展として尼崎城と城下の絵図や資料、桜井松平氏に伝わる大旗、太刀や具足が常設展示されています。併設のコイン・ミュージアムもなかなか面白く、ちょうど時期的にFIFAワールドカップ各大会の公式記念コインが展示されていました。ついでに南隣にある尼信本店別館の世界の貯金箱博物館にも行くつもりでしたが、閉館時間が迫っていたため断念しました…。

…ということで、歴史博物館も尼信会館も入館無料ながらなかなかに見応えがあり、尼崎城への理解を大いに深めることができました。さて、歴史博物館で知識を仕入れたら城下を散策します(続く)。
 

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城郭情報

分類・構造 平城
天守構造 複合式層塔型[4重4階/1618年築/破却(廃城令)]、複合式層塔型[4重5階/2018年築/RC造外観復元]
築城主 戸田氏鉄
築城年 元和3年(1617)
主な改修者 青山氏
主な城主 戸田氏、青山氏、松平氏
廃城年 明治6年(1873)
遺構 石垣(埋蔵)
再建造物 外観復元天守、復元石垣、復元土塀、石碑、説明板
住所 兵庫県尼崎市南城内
問い合わせ先 尼崎市教育委員会
問い合わせ先電話番号 06-6489-9801