茨城県つくば市の小田城です。常陸南部に勢力をもつ名族小田氏の居城です。いつ頃築城されたか定かではありませんが、鎌倉初期には築かれたとされ、南北朝の頃、南朝方の北畠親房を迎え入れ北朝方と戦っており、北畠親房が「神皇正統記」を著した城としても有名です。戦国時代に入ると結城氏や佐竹氏と抗争、戦いのたびに小田城は落城し、小田氏は一族の土浦城に逃れ小田城を奪還・帰城を繰り返しています。しかし1569年佐竹氏の武将太田氏の攻撃による落城後は城を奪還することなく、小田城は太田氏が城主となり、大規模に改修し防御力を高めたと言われますが、1602年佐竹氏の秋田移封に伴い廃城となっています。城は本丸周辺に複数の曲輪を配し東西1000m南北700mの規模の周囲が湿地帯に築かれた平城です。現在堀に囲まれた東西130m南北145mの本丸が復元され周辺施設も含め平成28年「小田城址歴史ひろば」となって公開されています。
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