三戸城の門の部材を使った山門がある法泉寺と龍川寺に寄りつつ聖寿寺館へ向かいました。
バス便はしばらくないので歩いたほうが早いのですが、遠征6日目で疲労はたまっているし、日傘を差す手もプルプルで苦行になりつつあります。
そんな中、アップルドーム(三戸町のスポーツ文化施設)入口に自転車が数台置いてあるのが目に入りました。個人の自転車ではなさそう。もしかしてレンタサイクル⁈
恐る恐る受付で尋ねると町外からの観光客に貸し出しているとのこと。電動アシスト付きで無料。聖寿寺館まで行きたいと告げると南部町での利用もOKとのことでお借りすることができました!今回の城旅でいちばんうれしい瞬間だったかもしれません。
聖寿寺館への行き方も聞いていざ出発🚲💨
ほんとに、ついさっきまで歩くしかないと諦めていたのに、風を切って自転車を漕いでいる自分が信じられなかったです。
そして無事聖寿寺館に到着。
はじめに案内所に行き、南部利康霊屋の見学をお願いしました。霊屋内は撮影禁止でしたが、音声案内がとてもわかりやすくてありがたかったです。厳かな雰囲気の中で、自分の目で見、耳で聞き、頭で考え、心に刻むことができたのはカメラを持たなかったからだと思いました。
その後、聖寿寺館の案内もしていただきました。広い館跡は一部復元され説明板なども設置されていますが、自分ひとりでの見学だと知り得なかったことー、整備途中で建物跡が発見され学術的調査に方針が変わったこと、発掘物のこと、個人所有のりんご畑だった頃からのこと、西側の断崖の様子、放火説についてなどなど、興味の尽きない話をたくさん伺い、知見を深めることができました。
視線の遥か先には三戸城。3時間前に覗き込んだ【三】【戸】【城】の大看板が、小さく小さく見えました。(掲載写真はズームしています。)本拠移転(逆コースですが)のルートを辿り、当時を思い浮かべてみると、焼け出されてしまったけれど希望はあったのではないかなという気がしてきました。
三日月の丸くなるまで南部領のほんの一部ですが徒歩と自転車で地面を踏みしめたこと、助けられたこと、お世話になったこと。忘れられない一日になりました。
自転車返却時にバタバタしてアップルドームのスタッフの方にきちんとお礼を言えなかったことが心残りです。この場をお借りして、本当にありがとうございました。また次回、よろしくお願いします。
(アップルドームは三戸駅から徒歩10分くらいです。)
⭐︎今週末の「大阪・お城フェス」、行けたら行きます。
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