関ヶ原の合戦後に、出羽国に転封となった佐竹氏が築いた土の近世城郭。石垣がある所でも膝上くらいしか高さがなく、徳川氏に遠慮していた姿勢を彷彿させますが、城自体は圧倒的です。うまく言葉にはできませんが、とにかく圧倒的。私では説明が不足しているので、小城小次郎さんの投稿を参考にされた方が城の凄さが伝わると思います。
佐竹氏の本城にして、近世最高の土の城(と自分では思っています)にふさわしい広大な城域と高低差に加えて、大きな水堀や表門や御隅櫓等も復元されており見所がたくさんです。また、城内にある秋田市立佐竹史料館では、佐竹義重公と義宣公の毛虫の前立てが有名な具足や義宣公の御旗等が見ることができるだけでも凄いのに、なんと写真撮影可でした。
御隅櫓にあった城のジオラマの出来も素晴らしく、ジオラマの写真だけで46枚程撮っていました。おそらく城のジオラマで一番写真を撮ったと思います。それほど素晴らしいジオラマでした。
後、城とは直接関係のない話になるのですが、城の東の三ノ丸近くの道路を歩いている時に、自転車を何度も乗り降りしている老紳士の方がいて、「自転車が故障したのかな?」と思い声をかけようと近づくと、いちいち自転車を降りてはポイ捨てのタバコを拾われていました。この時の衝撃と感動は久保田城と同じくらい強烈に私の心に残っています。
まだ暑い季節だったので、中土橋の所でおばあちゃんが「ババヘラアイス」なるものを売っており、綺麗な蓮の花の形に整えてくれました。秋田弁だったので所々会話が聞き取れませんでしたが、本物の秋田弁を聞けたのも今ではいい思い出です。
佐竹氏の久保田城築城を題材にした岩明均先生(寄生獣の著者)の「雪の峠」という漫画あるのですが、かなりおすすめです。久保田城や関ヶ原の合戦後の佐竹氏に興味のある方ならきっと読んで損はないかと思います。
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