甲府城を訪れてきました。JR甲府駅を南口から降りると、見事な高石垣と稲荷櫓がすぐの目の前にあり、いきなり圧倒されてしまいました(写真①)。
現在は舞鶴城公園になっていて、市民の憩いの場となっているようです。翌日朝駆けで再登城したのですが、ボランティアの方々が行っているのでしょうか? 早朝から多くの方々が清掃や手入れをされていて、ごみ一つなく芝もきれいに刈られ、とても気持ちよく散策する事ができました(ありがとうございます)。
野面と打込接を併用したこの高石垣は、東日本では珍しくなかなか見られない光景ではないかと思いました。秀吉の命で入った浅野長政・幸長父子が築いたようですが、かなりの技術だと思います。この規模からして、この二人がいかに秀吉から江戸の家康に対する抑えの役を任され、それに応えようとしていたかが推測されます。また再建された鉄門(写真②)や、稲荷櫓もとてもきれいでした。天守台(写真③)に登ると、そこから躑躅ヶ崎館の方向(写真④)や、新府城の方向(写真⑤)も眺める事ができ甲府盆地が一望できました。
江戸期に入り、平岩親吉、徳川忠長(国松=問題を起こした家光の弟)、柳沢吉保など結構有名な人物が城主となっていたのですね。吉保の時代に、御殿などが建てられ、現在のような城が完成されたようです。
夜に宿泊したホテルの窓からは、ライトアップされた甲府城(鉄門など)が目の前に見えて再度感激。ビール片手にずっと眠くなるまで眺めてしまいました(写真⑥夜景はピンぼけしてしまいました(すいません)実際はもっときれいでした)(写真⑦翌朝ホテル前から見た同じ場所です)。
【余談】特急「ふじかわ」号(身延線)
静岡から甲府まで特急ふじかわ号で往復しました(写真⑧)。特急ですが身延線の山深い単線を片道2時間かけてゆっくりと走ります。静岡駅では何と後ろ向きで発車します。そして富士駅でスイッチバック。富士駅から富士宮駅付近までは、車窓から雄大なでっかい富士山をしばらく眺めることができました😲(写真⑨⑩)。では静岡駅で乗車する時、座席の向きを基準に、どちら側の席に座れば富士山がよく見えるでしょうか?🤔 興味のある方は考えてみて下さいね😊!
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