京都の淀城に行ってきました。
京阪電鉄のガード下にある京阪パーキング 淀駅前に駐車しました。
眼前に天守台が見えます。
淀城は、本丸から右回りに二の丸、三の丸と曲輪を並べてゆく渦郭式の縄張りで、桂川と木津川が合流する水陸の要衝の地に築かれた平城です。
今はすっかり埋め立てられて、本丸の内濠と石垣の一部しか残っていません。
本丸址は現在公園で、与杼(よど)神社と藩祖の稲葉正成を祭神とした稲葉神社の境内も含まれます。
なお、豊臣秀吉が於茶々(後の淀殿、淀君)のために築いた城は淀古城址とよばれ区別されています。
位置も徳川の淀城より北にあったようです。
1868(慶応4)年1月に起きた鳥羽・伏見の戦いにおいて、敗走する幕府軍は淀城に助けを求めました。
しかし、淀藩は幕府を大きく裏切り城門を開けませんでした。。
当時の藩主であった稲葉正邦(まさくに)は、江戸幕府の老中を務めていたにもかかわらずの裏切りです。
しかし薩長軍から見れば勝利に大きく貢献したようで、このため、わずか数ヶ月後に明治天皇の宿泊にも使われています。
+ 続きを読む