人の少ない平日を狙って訪れたのですが、本丸のある皇居東御苑の休園日の月曜日と金曜日に当たってしまい休園日だったので、内堀巡りに変更しました。
大手門前から反時計回りにスタートしたのですが、途中、外桜田門の誘惑に負けてしまい、外桜田門から西の丸下に入ってまた内堀の外に出て和田倉橋を渡って一周しました。
皇居一周が約5km程なので、大体それくらいの距離だったかと思います。ウォーキングだと1時間くらいだと思いますが、写真を撮ったり城を眺めたりするので、2時間20分ほどかかっていました(写真は120枚程)。
平川門の東にある広場になっている所に、和気 清麻呂(わけのきよまろ)公の像が建っています。西の丸下にある楠木正成公の像と同じく、江戸に縁もない奈良時代末期から平安時代初期の貴族の方です(出身は今の岡山県和気町)。称徳天皇がお気に入りの側近の弓削道鏡に皇位を譲ろうとした時に、皇族ではない道鏡が皇位を継承することに反対し皇統を守った功労が後世に大きく評価され、この場所に像が建てられたようです。やはり、楠木公同様おそらく来たことのない土地にあるのでなんだか可哀想です。それなら江戸城築城者の太田道灌公の銅像を建てて欲しいです。
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