福岡市にも今年初めて雪が降りました(積雪1cm)。福岡市内の中心部で雪が積もるのは、例年せいぜい1~2回あるかないかくらいなので、今なら珍しい福岡城の雪景色が見られると思って行ってみると、着いた昼前にはすでにほぼ融けていました(残念!早すぎ~)。
帰りに三の丸の潮見櫓の移築工事現場に寄りました(写真⑧⑨)。潮見櫓ほぼ完成しているようで、今春には予定どうり公開されそうです。同じく三の丸には椿の花が綺麗に咲いていました(写真⑩)。
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2025/01/10 18:56
冬の福岡城 (2025/01/10 訪問)
福岡市にも今年初めて雪が降りました(積雪1cm)。福岡市内の中心部で雪が積もるのは、例年せいぜい1~2回あるかないかくらいなので、今なら珍しい福岡城の雪景色が見られると思って行ってみると、着いた昼前にはすでにほぼ融けていました(残念!早すぎ~)。
帰りに三の丸の潮見櫓の移築工事現場に寄りました(写真⑧⑨)。潮見櫓ほぼ完成しているようで、今春には予定どうり公開されそうです。同じく三の丸には椿の花が綺麗に咲いていました(写真⑩)。
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2024/11/06 19:52
2024/11/06 10:28
福岡城の謎-天守台で不思議発見?🤔 (2024/11/04 訪問)
福岡城で現存櫓である多聞櫓の秋の内部公開と、各ポイントでクイズを解きながら歩くウオークラリーに参加した後、幻の天守が撤去された天守台を見てきました。
天守台は、本丸側(北)に登り口があるので、普段みなさんは必ず本丸側から見て登って、景色を眺め楽しまれて帰ると思います(写真⑥→⑦で登る)。私は今回初めて人気のない反対側の武具櫓側(南)からも見てみました。そしてそこから眺めていると、ある事に気づいてビックリしました。
ではみなさん、その武具櫓側(南)から見た天守台の写真(写真①)を見て下さい。何か変だと思いませんか? この上には高層(五重六階)の大天守が築かれるはずでした(想像写真③)(一度築かれてから壊した?との論争も進行中ですが・・)。ならばこのような大きな天守を載せるはずの天守台がなぜこのような形をしているのでしょうか? しかもこれは、あの築城名人の黒田長政が築いた天守台(現存)です。
この天守台、よく見ると左右対称ではない事に私は気づきました。石積みの傾斜が、右側(東)はゆるやか(約35°)で、左側(西)は急(約45°)になっています。普通は天守を安定させるため、天守台は左右対称に築くと思います。ましてやこの上に高層(五重六階)の重い大天守を建てるのであればなおさらです(私の疑問点の説明:写真②)。
地盤や地形に理由があるのかと思い、石垣の下を一周してよく見てみました(写真⑥→⑦→⑧→⑨→⑩)。固いまたは柔いなど地盤に支障がありそうな感じはなく、障害物もなく広さも十分でした。左右に見える樹木は築城後に生えたものなので関係ありません。左右対称に同じ角度で積もうと思えばできそうな感じです。
もしかして、天守を天守台の右(東)に寄せて建てようとする(右に荷重をかける)のであれば、少しはこのような傾斜にしたのは分かる気がします。しかし天守台内部を見ると、四方外側の端に土台があるくりぬいた形のため、天守台の四隅いっぱいの大きさに最初から天守を建てようとしていたのが分かります(写真④⑤)。また両側(東西)には、渡り廊下でつなげようとしていたようですが、天守台の外なのでこれも関係ないと思います。よって天守はほぼ独立した形に近いと言っていいと思います。だったらなおさら左右対称の同じ傾斜で積んだ方が安定すると思うのですが・・・?
なぜこうしたのか結局解らず、もやもやした気持ちで終わってしまいました。
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関ヶ原合戦の戦功で筑前に入国した黒田孝高・長政父子が築いた巨大城郭。丘陵の先端に築いた本丸を、東の二の丸・二の丸・南の二の丸、さらに三の丸が守りを固め、これらを囲む水堀は幅50m以上だったという。本丸と二の丸は高石垣の総石垣造で、三の丸は土塁造。現存する南の丸多聞櫓は国の重要文化財に指定されている。
城地種類 | 梯郭式平山城 |
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築城年代 | 慶長6年(1601) |
築城者 | 黒田長政 |
主要城主 | 黒田氏 |
文化財史跡区分 | 国重要文化財(南丸多聞櫓)、国史跡(福岡城跡)、県有形文化財(潮見櫓・大手門・祈念櫓)、市文化財(名島門) |
近年の主な復元・整備 | 黒田長溥 |
天守の現況・形態 | 不明(天守台あり) |
主な関連施設 | 二の丸北隅櫓、大手門、石碑、説明板 |
主な遺構 | 曲輪、櫓4棟、門3棟、石垣、天守台、横堀(水堀) |
住所 | 福岡県福岡市中央区城内 |
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問い合わせ先 | 福岡市教育委員会文化財部文化財整備課 |
問い合わせ先電話番号 | 092-711-4783 |