梅雨に入り、雨が一週間も降り続きうんざりする今日この頃、こんな雨でもどこか気軽に行ける場所はないか探していると、福岡城の花菖蒲園で花が咲いていると知り、見に行ってきました。花菖蒲園は、福岡城内の南西にある「南丸多門櫓(現存櫓)」の下にあり、なかなかの風情がありました。下之橋御門の紫陽花もきれいでした。
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2025/06/11 17:21
2025/06/02 07:29
2025春・西九州城めぐりの最後に。 (2025/03/04 訪問)
しとしとと降り続く春の雨。
桜まつりにはまだ早く、復元潮見櫓も公開前ではありましたがそれもまた一興と、西九州城めぐりの最後に行ってみました。
復元工事は既に終わり、あとは公開を待つばかりの潮見櫓。少し離れたところから見つめるのみでしたが、5年、10年……100年後、今日の日のことを知る人が誰もいなくなっても、「現存令和時代の復元櫓」としてここに在り続けてくれたらいいなと思いました。もちろん、(伝)潮見櫓の方も現役で!
本丸に行くと、何と、立派な天守が復元されていました!!桜まつりの一環として設置されたものですが、幻の天守をイメージするのにこれほど助けとなるものはありません。50基近くあったという櫓とともにイメージするのは更に想像力が必要でしたが、福岡城にとっての天守の物理的・抽象的位置づけにも思いを巡らせてみました。
黒田如水御屋敷跡、旧母里太兵衛邸長屋門、名島門、祈念櫓跡、多聞櫓、そして力強い石垣を見学しながら、福岡城の広大さや奥深さを改めて実感しました。
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2025/05/02 08:35
天守台の測量調査開始 (2025/05/01 訪問)
天守台の発掘調査をするための前準備として、天守台の測量調査が開始されました(写真①)。ドローンを使って測量し、まず平面図や立体図を作り、レーザー探査で石垣の強度なども調べ、それを基に7月から本格的な発掘に入るそうです。いきなりドローンを使うとは思いませんでした。今後もどんな手法を使って行くのか、最先端技術を駆使するであろう発掘調査に、私は興味津々です(写真②③④)。
幻の天守も撤去され、発掘前までのつかの間ですが、現在は天守台へ登る事ができます(写真⑤)。また黒田如水の隠居所である御鷹屋敷跡にはボタンの花が(写真⑥)、潮見櫓周辺にはツツジの花が(写真⑦⑧)咲いていました。明日明後日はいよいよ「博多どんたく」が開催され、例年200万人の人出で博多の街はにぎわいます(写真⑧)。
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2025/04/04 09:37
「福岡城さくらまつり」と「潮見櫓一般公開」 (2025/03/29 訪問)
福岡城さくらまつりに行ってきました。桜は満開でとても綺麗でした。福岡はここ1週間好天が続き、桜も長く満開状態が続いているので、とても人出が多くにぎわっています。
さくらまつり終了後、いよいよこの天守台周辺では発掘調査が始まります。天守は本当にあったのでしょうか? 今後の行方が楽しみです。
三ノ丸北西隅では、再移築された潮見櫓の一般公開も始まっていました。外側の下見板張りや内側の床板などは新しくなっていましたが、天井の梁や瓦は再利用されていました。決め手となった木札も見る事ができました。
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関ヶ原合戦の戦功で筑前に入国した黒田孝高・長政父子が築いた巨大城郭。丘陵の先端に築いた本丸を、東の二の丸・二の丸・南の二の丸、さらに三の丸が守りを固め、これらを囲む水堀は幅50m以上だったという。本丸と二の丸は高石垣の総石垣造で、三の丸は土塁造。現存する南の丸多聞櫓は国の重要文化財に指定されている。
城地種類 | 梯郭式平山城 |
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築城年代 | 慶長6年(1601) |
築城者 | 黒田長政 |
主要城主 | 黒田氏 |
文化財史跡区分 | 国重要文化財(南丸多聞櫓)、国史跡(福岡城跡)、県有形文化財(潮見櫓・大手門・祈念櫓)、市文化財(名島門) |
近年の主な復元・整備 | 黒田長溥 |
天守の現況・形態 | 不明(天守台あり) |
主な関連施設 | 二の丸北隅櫓、大手門、石碑、説明板 |
主な遺構 | 曲輪、櫓4棟、門3棟、石垣、天守台、横堀(水堀) |
住所 | 福岡県福岡市中央区城内 |
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問い合わせ先 | 福岡市教育委員会文化財部文化財整備課 |
問い合わせ先電話番号 | 092-711-4783 |