二条城から京都御所に向かう途中、二条古城に立ち寄りました。といっても、先人達の口コミにあるとおり遺構はなく(二条城と京都御苑に移築された石垣あり)、石碑と説明板があるだけですが。
この辺りは室町初期には室町幕府の三管領筆頭・斯波氏の邸宅があり(武衛陣)、武衛陣が応仁の乱で焼失した後、第13代将軍足利義輝が邸宅を構えましたが、三好三人衆らの襲撃により焼失、その跡地に織田信長が第15代将軍足利義昭の居城として二条古城を築いた、ということのようで、二条古城の石碑から南に少し行ったところには斯波氏武衛陣・足利義輝邸遺城址の石碑と説明板が立てられています。幕府要人の邸宅が再三築かれる、室町時代を通じての中心地だったんですね。
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