JR高尾駅北口の1番バス停のバスに乗車し、「霊園前・八王子城跡」のバス停で下車。そこからガイダンス施設まで約15分。京王線の高尾駅ですと、JRの改札を経由するか、大回りしないとバスが発着する北口に出ることができないので、鉄道の場合は、JR線の方の利用を推奨します。
バス停からガイダンス施設へ移動。ガイダンス施設に散策MAPや100名城スタンプが設置されています。バス停からガイダンス施設の道中に八王子城主の北条氏照の墓があります。
城跡は御主殿跡周辺の居館エリアと本丸などの要害エリアの二つに分かれます。
御主殿跡→登山口→金子丸→柵門跡→八王子神社→本丸の順に見学
御主殿周辺は石垣や冠木門などが復元され、非常に見ごたえがありました。また御主殿跡の奥の方で発掘調査が行われていました。
御主殿跡を見学後は、要害のエリアへ
要害エリアは「登山」です。かなり険しい山城になっています。本丸までは40分ほどかかりました。とても一気に登るのはきつかったので、途中の金子丸や柵門跡などに設置されているベンチで休憩しながら登りました。豊臣軍はこの城を一日で陥落させたというのだから、驚愕です。
八王子神社の到着の手前に、展望できる場所があります。あいにく曇り空でしたが、八王子市街方面はしっかり眺めることができました。そこから登り、八王子神社にご挨拶をして、ついに本丸に到着。「本丸は狭い」というお話を聞いていましたが、本当にその通りで、かなりコンパクトでした。しかし道中が険しい分、達成感もひとしおでした!!
要害エリアをこれから見学する方は、登城路がなかなか険しいので、登山用の装備を準備することを推奨します。また秋の訪問でしたが、本丸までの道中、野生動物のようなにおいがしたので、念のため熊鈴も準備しておいた方が安心だと思います。
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