今回の旅4城目は相馬氏最後の居城中村城です。
慶長十六年(1611)に相馬利胤はこの城を改修して小高城から移転し、以後明治4年(1871)の廃城ま260年間相馬氏の本拠地となりました。
中世にはその後の本丸、西二の丸、東二の丸で構成された土の城でしたが、16世紀前、後半の整備・改修により、鉢巻き石垣や、南二の丸、三の丸、馬出しなどが構築されたようです。
小高から中村への移転はやはり隣国伊達氏との緊張関係によるものなのでしょう。
本丸は東西118m、南北112m、比高は10mと決して広くはありません。その南西角には天守があったようですが、寛文10年(1670)に落雷による火災によって焼失したようです。その後再建されることもなく、天守台や詳細な資料も残されていないため、その外観や構造はわかっていないようですが、現在の相馬神社社務所のあたりに建っていたと推測されているようです。同時代に建設された天守は松本城や松江城、弘前城の天守があります。南二の丸に立って、本丸を望み、黒漆喰の小ぶりな三層天守をイメージしてみました。
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