伊達政宗で有名な仙台城、本丸北側高石垣の変形が昭和30年代頃より認められ始め、平成9年頃から修復工事は開始され平成16年3月に竣工し新たに切込接布積石垣の見本の様な石垣が真新しく出現しました。城情報で逐次入手はして居ましたが是非見たいと今回の、日光・会津・松島名所名湯定年退職旅行の企画の中に入れ、13年前の平成21年5月中旬4日目7城目として登城しました。
昨夜の宿泊は松島が見下ろせる高級観光ホテル、地の海鮮と地酒にビール三日間贅沢をしました、景色も最高、これで日本三景天橋立、宮島、松島と訪ねる事が出来ました。
翌朝、ホテルから徒歩で松島島廻り観光船乗り場へ、松島島廻り湾内一周、カモメにかっぱえびせん餌づけ、五大堂、赤い橋を渡って福浦島散策、戻って政宗建造の瑞巌寺見学参拝。雨の中でしたがそれなりに楽しめましたが雨に霞んで撮影はさっぱり、投稿の写真が有りません。
戻ってホテルを11時頃出発し仙台城へ、車レンタカーは仙台城本丸青葉会館駐車場を利用。
時間的に昼過ぎでしたので青葉会館で昼食、資料館でシアター鑑賞、仙台城の模型観察見学、雨の中を伊達政宗騎馬像見学撮影、本丸御殿跡地が礎石を基に整備されて居り大きさに驚愕。
いよいよ竣工してから5年目ですが本丸大手門詰門から降りて本丸北側の高石垣を西から東、東から西へと見学観察、切込接ぎ、各角の算木積、石に角端に飾り削りが施された綺麗な仕上げ、上面を見れば切込接布積で綺麗に並んでいる。しかし雨天、上部は雨に霞んで靄ってる。 詰門から西側の石垣も観察、樹木に隠れている良く観えないがしっかりと石垣が残ってる。
高さ長さと本丸北壁高石垣は圧巻な造りです、以前より修復成った北壁北東に艮櫓三重櫓復原の構想が有りましたが出来上がったら広瀬川より眺める素晴らしい景観に成るのですが、どう成って居るのでしょうか?
この後二年後に東日本大震災、石垣に大きな被害は無く、今年の令和4年3月16日の震度では政宗像の傾き、北壁以外の石垣崩落のニュースが報じられており心配見守り居ります。
余談ですが最初に仙台城を訪ねた時、大手門石垣を回り込み隅櫓を見てそこに伏見城から移築した大手門が在るものと思い込んで居ましたので、無かった現実に愕然としました。昭和20年の戦災焼失した事は認識して居たのですが仙台城紹介に古写真の大手門が出て居り、在るものと思い込んでしまったのですね!
大手門復元の構想も有る様ですので期待して待ってます。
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