猪苗代城は標高550m程の丘陵に築かれた平山城で現在は亀が城址公園として整備されています。本丸は山頂にあって南北に長く楕円形、南に黒門、東に裏門がありました。南下に二の郭があり、本丸の東下へ降りる大手道に櫓門があり、東麓の枡形虎口へと続いていました。さらに山頂には北帯郭、西帯郭、南帯郭があり、これらは土塁で囲まれていた。石垣は本丸隅櫓や東側の大手道に使われているのみです。猪苗代城は一国一城令の例外として会津若松の支城として存続し、各大名の城代が置かれ明治を迎えました。
このお城は初登城でありますが自分にとっては、必ず登城してみたいお城の一つでした。お城仲間の通称「城キチ」先輩が「この城は良いぞー」ヽ(゚∀゚)ノ!って。一緒に城巡りはしたことないのですが、双方、お城に行けば必ずラインで連絡を取り合い、情報を交換していました。「石垣と大堀切、土塁が見られるぞ」「これで櫓が残っていれば『お城の宝石箱や〜』」などと絶賛していました。
この城キチ先輩は今年1月に58歳の若さで急逝してしまいました(涙)公園東麓にある枡形虎口にある駐車スペースに車を駐車して、大手道を眺めたときに少々、「うるっ」っと感慨深い初登城でした。
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