安城古城は城というより居館跡といったほうが良いかもしれません。
平安時代から志貴庄の荘館があったという説もあり
鎌倉時代には地頭の館となり、安藤氏が居館としたといいます。
室町時代に和田氏五代の本拠地となり、永享10年(1438)の永享の乱の後
和田氏は安祥城を築き移転したため、安城古城は一度廃城になります。
時代が経って、天文9年(1540)織田勢が安祥城を攻めた時、松平側がここを前線基地の
一つとして兵を入れて戦ったと伝わっています。(現地案内板より抜粋)
現状は宅地の中に公園と小さな社がぽつんとあるだけですが
小さな城址にもいろいろと歴史が詰まっているようです。
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