緒川城の次に知多半島の背骨の丘陵を横断して伊勢湾東側に位置する知多市大草、大草公園と成ってる大草城跡を探訪、欝蒼とした樹木の中に囲まれています、周りは田畑住宅地ですが良くここまで遺構が残ったなとの感想です、これには尾張藩重臣山澄淡路守の尽力の賜物(展望台内部の説明文に依る)
本丸、二の丸各囲みの大土塁、ぐるっと内堀水堀と残って居り二の丸土塁上には遊歩道が有りますが出来上がってから十年以上たって居り木々で欝蒼としています、昨夜の雨と暑さでやぶ蚊の攻撃に遭い露出部分は腫れあがり持参のキンカンで応急処置。
天守閣風の二層三階展望台は周辺の見晴らし絶景、伊勢湾越しに伊勢、鈴鹿山脈が見渡せます。
この城は織田有楽斎が隣の大野城を領有し直ぐに近世城郭として築城したが本能寺の変により中断し幻と成る、そのまま継続して居れば伊勢田丸城の様に石垣造り金箔瓦3層か5層の天守が出来上がってた事でしょう。
樹木で欝蒼としてますが見える化の景観整備をするとこんなに立派に残ってる城跡を更に知名度の上がる城に成る事でしょう知多市の踏ん張りに期待したいし応援も惜しみません。
駐車場は南側馬出曲輪跡に5~6台分
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