桜祭りの時に訪れました。4000本の桜は美しく、夜桜も綺麗でした。
たくさんの屋台や上越の特産品等が売られていて、訪れる人皆が幸せそうな顔をしていました。
築城主は徳川家康公の六男・松平忠輝公で、天下普請で築かれた45万石の大名の居城にも関わらず土造りの城でした。
桜は綺麗ですが、築城主・松平忠輝公のことを思うと少し物悲しくなりました。山岡荘八氏の『徳川家康』で、忠輝公が弟である徳川義直公は尾張名古屋で巨大な天守のある城をあてがわれたのに、己は天守のない城の城主であることに不満を感じふてくされる描写があり、ずっと印象に残っていました。名古屋城の天守を見ると、「忠輝公はどのような思いでこの名古屋城を見ていたのか」と思ってしまいます。
忠輝公の慰めになるか分かりませんが、西堀の雄大さは名古屋城に勝っていると思います。また、夕暮れ時に南堀沿いを歩いていると、日が沈んだ後の空・堀の水が桜より濃いピンクに染まり、息を呑むような美しさでした。
夜桜と三重櫓の写真を綺麗に撮るのは難しかったので、写真を綺麗に撮りたい方は事前に撮影方法等を調べておくといいかもしれません。
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