日本100名城

さがじょう

佐賀城

佐賀県佐賀市

別名 : 佐嘉城、栄城、沈み城、亀甲城、(村中城)
旧国名 : 肥前

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佐賀城
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にのまる

町なか歩きでいろいろ発見 (2025/03/01 訪問)

諫早から佐賀まで〔かもめ🚄〜リレーかもめ🚈〕に初乗車。お城めぐりのうれしい副産物でした\( ˆoˆ )/

15:30過ぎに佐賀駅に到着。
歴史館の閉館時間(18:00)まで余裕があるので水堀を一周してみようとバスではなく歩きにしました。
結構な距離があり、朝からいろいろ歩きまわった疲れもあってヘロヘロになってしまいましたが、随所にかつての面影が残されておりキョロキョロしっぱなしでした。

佐賀城は2度目の訪問になります。
本丸歴史館入口の案内の方が丁寧かつフレンドリーでとても和やかな雰囲気です。
入館料は無料で募金形式ですが、この素晴らしい御殿の維持のためであれば協力しない理由などありません。

館内をゆっくり見学し、最後に天守台にのぼったところで雨が降ってきました。ギリギリまでお天気がもってくれてありがたかったです。宿泊は(いつもの)東横インだったので佐賀駅までバスで戻りました。

朝田さん、神奈川県コンプリートおめでとうございます🎊
“計画的かつ柔軟に”という城めぐりスタイルに、我が身を振り返りハッとさせられることがよくあります。
『おめでとうクイズ』只今鋭意作成中でございますので暫しお待ちください!

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③龍泰禅寺・与賀城跡編 ~佐賀城の御殿の一部を改築!?~ (2025/02/27 訪問)

 本丸等を見学し終え、佐賀城外郭の県庁側・西堀を渡った北西側を散策。ここは個人的に佐賀の穴場スポットだと思います。
 住宅地の入り組んだ道を進むと、龍泰禅寺があります。龍泰禅寺は、龍造寺隆信によって創建され、龍造寺氏、その末裔の村田氏の菩提寺です。元々は九州北部の伝統的勢力の少弐氏の居城の与賀城があった場所のようですが、残念ながら遺構は見つけられませんでした。
 歴史的にも凄いお寺ですが、龍泰禅寺の最大の見どころは、オリジナルの佐賀城本丸御殿の玄関を改築した本堂です。
 佐賀市のHPなどで確認したところ、本堂の入母屋造の大屋根と庫裏は明治に解体した佐賀城大書院の部材で作られているとのことです。
 実際に見学してみると本堂の大屋根は入母屋造りで、復元された本丸御殿玄関と確かに似ているように感じます。また本堂左手には、御殿の部材と考えられる華頭窓もあります。御殿のそばの塀の華頭窓のものでしょうか?
 部分的ではありますが、移築されたオリジナルの御殿と復元された御殿の二つを楽しめるお城なんて、全国的にかなり貴重だと思います。佐賀すごいです!!
 続きまして、龍泰禅寺から北上し、與賀神社へ。
与賀城の鬼門の位置にあり、少弐氏が鬼門の鎮守とした神社です。楼門は室町時代に少弐氏が建立したと伝えられており、佐賀県に残る最古の建築物だそうです。与賀エリアの歴史遺産の凄さに脱帽しました。
 与賀エリアを大満足したあとは、佐賀駅近くのドライブイン鳥(佐賀のご当地店)という鶏肉の焼肉屋さんで夕食をいただきました!!
 佐賀は佐賀牛のイメージが強いですが、鶏肉も有名みたいです。一番定食と蜂蜜黒酢カルピスを注文。特製のニンニク胡椒というたれが鶏肉と絶妙にマッチしていて最高でした!!
蜂蜜黒酢カルピスは、意外な組み合わせでしたが、酸味と甘さのバランスが良くて、とてもおいしかったです。
 ぜひ佐賀に行った際に寄ってみてください。

佐賀城の投稿、長々と失礼いたしました。
 龍泰禅寺の佐賀城の移築御殿で参考にした佐賀市のHPなどのURLです。ご参考になさってください。
 佐賀市ホームページ 平安山 龍泰禅寺 
https://www.city.saga.lg.jp/main/4768.html
(2025年4月24日閲覧)
 佐賀市歴史探訪4 龍泰寺の建築部材
https://www.city.saga.lg.jp/site_files/file/usefiles/downloads/s26052_20101216041619.pdf
(2025年4月24日閲覧)

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②本丸編 ~ひな祭りを堪能~ (2025/02/27 訪問)

 外郭を見学し、いよいよ佐賀城の本丸へ。
本丸の入口には、天守台、鯱の門と鍋島直正の銅像が立っています。また鯱の門前には、佐賀県を舞台にしたアニメ『ゾンビランドサガ』のコラボマンホールが設置されています。現存の鯱の門には、鏡柱に佐賀の乱の際の弾痕が残っていました。鯱の門をくぐり、本丸御殿へ。
 幕末期の本丸御殿が復元されていて、本丸御殿前には、野外に幕末のアームストロング砲や鉄製24ポンドカノン砲も展示されていました。
 本丸御殿の玄関を入り、左手の受付で100名城スタンプを押印。御城印も同じ受付で販売していたので、購入しました。本丸御殿では、幕末の佐賀藩を中心とした展示が行われています。訪問時は、トクさんがご紹介されていた江藤新平の特別展が開催されていました。また展示ブースでは、佐賀城本丸の模型や江戸時代の本丸御殿の礎石を見学できるブースもありました。
 外御書院は、佐賀城本丸ひなまつりの会場となっていて、家臣ではなく佐賀市内の小学生が作ったお雛様の作品が勢ぞろいしていて壮観でした。
 本丸に再移築された御座間の内部は、オリジナルの部材ということもあり、他の建物と様相が異なっています。鍋島直正さんとのフォトスポットもありました。
 龍泰禅寺・与賀城跡編へつづく…

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①外郭編 ~広大な水堀がお出まし~ (2025/02/27 訪問)

見どころが多すぎたので、三回に分けて投稿いたします。長文ですが、お付き合いいただきますと幸いです。
肥前鹿島から佐賀行のバスで移動し、約1時間。佐賀城の最寄りの県警本部前のバス停で下車し、散策開始。
バス停からまず外郭を散策。
外郭や本丸など周辺を含めて、見学には2時間ほどかかりました。

① 北御門跡
県警前・県庁前のバス停から水堀を渡りすぐ。佐賀城内に出入りする4つの門のうち、大手門にあたる門の跡です。藩主が参勤交代する際は、この門を利用していたようです。石碑と説明板が設置されていました。

② 北堀石垣護岸
北御門跡から佐賀県庁沿いに東に進み、本丸通りを渡った堀端にモニュメントと説明板があります。堀端の護岸整備のために築かれた石垣のようです。天然記念物の大楠の移植の際に復元が行われたようです。北堀に架かる くすの栄橋 の歩道上から布積みの石垣を見学できます。

③ 南堀・西の丸隅櫓跡
北堀から本丸通り一気に南下し、本丸跡に行くのを一旦抑えて、南堀側へ移動。南堀も堀幅の広さに圧倒されます。南堀を渡り切り、右手に堀端を進むと、歩道沿いに南堀の南岸の石垣が一部移築されています。
 移築された石垣そばには、歩行者用の橋があり、堀の対岸のシャボン玉公園へ渡ることができます。シャボン玉公園は、佐賀城の西の丸跡にあたり、公園内のテニスコートそばに西の丸隅櫓跡が説明板あります。西の丸隅櫓は、三層四階で、佐賀城の天守に次ぐ高層建築物だったようです。佐賀の乱で焼失してしまったのが悔やまれます。

④ 南西隅櫓台
本丸の南西側隅の櫓台跡。本丸側からも見学可能ですが、道路側からの方が、見やすいと思います。こちらの石垣を少し珍しい亀甲積みで積まれています。

⑤ 東堀・裏御門跡
東堀は、一度埋め立てられましたが、近年になって復元されたようです。
本丸側の裏御門跡はL字状の道になっていて、当時の雰囲気が残っています。また船着場跡も復元されています。
本丸編につづく…

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概要

戦国大名・龍造寺氏の居城を重臣の鍋島氏が拡張整備した平城。五重の天守が建てられていたが焼失し、今は高さ9m・南北31 m・東西27 mの巨大な天守台だけが残っている。本丸御殿も焼失したが、その一部を天保期の造りで忠実に再現し平成16年に復元された。

城郭情報

城地種類 輪郭式+連郭式平城
築城年代 慶長7年(1602)
築城者 鍋島直茂、鍋島勝茂
主要城主 鍋島氏
文化財史跡区分 国重要文化財(鯱の門及び続櫓)、県史跡(佐賀城跡)、市重要文化財(御座の間)
近年の主な復元・整備 鍋島直正
天守の現況・形態 型式不明[4重5階/1611年築/焼失(火災)]
主な関連施設 御殿(佐賀県立佐賀城本丸歴史館)、石碑、説明板
主な遺構 曲輪、門、櫓、移築御座の間、石垣、堀
住所 佐賀県佐賀市城内2-14
問い合わせ先 佐賀市観光・文化課
問い合わせ先電話番号 0952-40-7110