三刀屋城は尼子十旗の一つで、三刀屋氏(もしくは祖である諏訪部扶長)によって築かれたとされています。三刀屋城を本拠として移る前には「じゃ山」の城を本拠としていたとされています。
城址は公園となっていて山頂の本丸まで車道が続いていますが、途中に幾つか駐車可能な場所があるので、適当な所から歩いて登りました。まあ、わざわざ本丸まで車で乗りつけなくても良かろうと思ったので。山頂に本丸があり東側に天守台か櫓台のような高まりがあります。草が生い茂っているが、石が積まれているようだ。
天守台を南側から迂回して東を目指すが先は閉ざされている。若い竹を食い散らしたような痕跡がある。近くに果実をつけた木も有る。イノシシかクマの仕業だろうが、フンなどの痕跡は無かった。
本丸の西側が二の丸で、解りやすく土塁で仕切ってある。土塁を確認できるのはここだけだった。車で走りながらでは良く解らなかったが、余湖さんの縄張り図を見ると、山全体に郭を設けてあるようだ。
+ 続きを読む