戊辰150周年記念事業で、鶴ヶ城の三の丸跡にある福島県立博物館にて、「美しき刃たち―東京富士美術館コレクションと福島の名刀―」展が開催されていたので見て来ました。刀剣も素晴らしかったですが、個人的には常設展にあった「木造蘆名盛氏坐像」に「オオッ!」と反応しましたが、よく見ると「複製」と書いてありました(;^_^A
本物(1580年製で重要文化財)は鶴ヶ城の東にある宗英寺に安置されているそうですが、おそらく一般公開はされていないと思われます。蘆名盛氏公は鶴ヶ城が黒川城と呼ばれていた頃の城主で、時代的には伊達政宗のおじいさんぐらいの方です。
北条氏繁から蘆名盛氏公宛ての書状は本物が展示されていたので、両人のファンの方はぜひ博物館へ!写真撮影も可でした。
その後、七日町の阿弥陀寺へ移動し、鶴ヶ城の櫓で唯一現存する御三階櫓を見て、新撰組三番隊組長の斎藤一(藤田五郎)さんのお墓をお参り。「ひとたび会津(へ)来たりたれば、今、落城せんとするを見て志を捨て去る、誠義にあらず」と語り、落陽寸前の会津藩の為に戦った方です。戊辰150周年にお参りすることができてとても満足でした。
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