続日本100名城

あかぎじょう

赤木城

三重県熊野市


旧国名 : 紀伊

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赤木城
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しんちゃん

赤木城 (2025/03/29 訪問)

登城道から登っていくと、東郭Ⅰ・東郭Ⅱに挟まれた場所に行きあたります。そこから城内に侵入する必要がありますが、ここで両郭から攻撃を受けるので、通り抜けるのは至難の業です。その先も東郭Ⅰの攻撃を受けながら虎口を通って主郭を目指しますが、この虎口も幾重にも折れ曲がりが続いていて容易に先に進ませてくれません。コンパクトな城址の内に巧妙な防御の仕掛けを施しているあたり、後に築城名人として第一に名前の出てくる藤堂高虎公の城として相応しい城だと思います。
高虎公初期の城とはいえ、石垣も見事で西郭の周辺もしっかり造られています。東西の両郭に挟まれた南郭周辺は平時の生活の場として使われていたようです。周辺を押える城として、主郭からは赤木・長尾・平谷といった集落を眺望することが出来ます。

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スミヤキ

圧倒的ロケーション (2025/02/27 訪問)

赤木城は、別名「熊野のマチュピチュ」と呼ばれているそうで山々に囲まれ、周辺には棚田も広がる風光明媚な場所に立地しています。

石垣の積み直しなど復元維持整備のおかげで城内コンパクトながら、見学しやすくなっており、野面乱層積みという反りのない石垣積みが確認できます。桜の木々がたくさん植樹されており、桜が満開の頃、再び訪問したいですね。

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しんちゃん

築城名人 (2025/03/29 訪問)

和歌山県はそろそろ桜が満開だそうで、隠れた桜の名所の赤木城に寄り道しました(まだ三重県)。標高が高いのか、まだ満開には早い様子。五分咲きくらいでしょうか? いまごろ見頃になっている頃だろうか?
赤木城は天正の北山一揆の鎮圧の後に、豊臣秀長の家臣だった藤堂高虎によって築かれました。以前訪問した時には、ずいぶん荒っぽい積み方だな・・と感じましたが、戦国の時代は美観より早さが重要。今でも崩壊せずに高い遺構の残存度を誇っているのはさすがです。
よっ! 築城名人! 桜の見頃には少し早かったですが、石垣はいつでも見頃です。
しかし一年たたずに積み上げたのかな? 細かいとこはいいから、どんどん積めって感じですね。でもちゃんと形になってるのはさすがですな。

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トベシュン

三重・奈良・和歌山の続日本100名城巡り (2026/02/14 訪問)

三重・奈良・和歌山の続日本100名城巡りで多気北畠氏城館、田丸城、新宮城、赤木城、大和郡山城、宇陀松山城、津城の七城に行ってきました。

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城郭情報

城地種類 平山城
築城年代 天正16年(1588)
築城者 藤堂高虎
主要城主 藤堂氏
文化財史跡区分 国史跡(赤木城跡及び田平子峠刑場跡)
主な関連施設 石碑、説明板
主な遺構 曲輪、石垣、横堀、井戸、虎口、門跡、礎石
住所 三重県熊野市紀和町赤木字城山
問い合わせ先 熊野市教育委員会
問い合わせ先電話番号 0597-89-4111