6月20日に9都道府県の緊急事態宣言が解除されたことで、仲間たちと共に村上を訪問した。お城好きの方はよくご存じのことと思うが、安西水丸氏の「ちいさな城下町」に描かれた村上を訪れるべく二年前から計画していたものの昨春からのコロナ禍、長い自粛生活のストレス解消にと出かけた次第。村上は「鮭・酒・なさけ」を観光の目玉とした城下町の風情が溢れる町で、城址はもちろん町家、寺社など見どころも多く、久々に楽しい時間を過ごすことができた。
村上城は戦国時代に阿賀北の有力国人本庄氏の築城後、江戸時代には、村上氏・堀氏等が山上に石垣を築き近世城郭として生まれ変わる。その後、松平・榊原・本多氏時代は15万石、松平氏7万2千石、間部氏5万石、内藤氏5万90石と続き版籍奉還を迎える。
城地は独立丘陵の臥牛山の山頂を中心に山腹、山麓に拡がっていたが、本庄氏時代は山上の主曲輪と東斜面に数多くの曲輪や竪堀が展開していたと云う。現在山頂には近世に構築された石垣が残り、松平直矩によって新造された三層天守や多くの櫓・門の跡地からは領地支配のための「見せる城」をイメージすることができる。
一文字門跡から七曲り道を登り四ツ門跡、御鐘門跡桝形、出櫓台を経て20分程で本丸天守台へ。本丸からは村上市街と日本海が一望のもとに見ることができる。また四ツ門跡から東斜面を経由して本丸下の埋門跡へ出る「中世遺構散策コース」も用意されており時間の余裕が有ればそちらも廻りたい。
車で訪問の際は、登城口にほど近いおしゃぎり会館(村上市郷土資料館)で縄張図入りの「村上城跡」パンフレットを手に入れてから村上城跡駐車場に駐車しての攻城をおすすめしたい。
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