お城ファンが選んだ「推し城」ランキング あなたの人生を変えたお城は? Castle of the Year 2025結果発表

毎年恒例、城びと読者の「推し城」を教えていただくアンケートを昨年末に実施し、764人ものお城ファンに参加いただきました。ありがとうございます! 「あなたの人生を変えたお城は?」をテーマに投票していただいた「Castle of the Year 2025」の結果をお知らせいたします! ランクインしたお城を投票者のコメントとあわせてご紹介しますので、夏休みのお城旅の参考にしてください。

Castle of the Yearとは?

毎年決まったテーマにあわせて、お城ファンが自身の「推しの城」を投票する「Castle of the Year」は、2019年に始まった「城びと」の周年記念企画。毎回、推し城のテーマを設けていて、2025年度はお城を好きになるきっかけを与えてくれたり忘れられない思い出になった「あなたの人生を変えたお城」をテーマに設定。「城びと」を利用している全国のお城ファンに、日本100名城・続日本100名城の計202城の中から「推し城」を1人2城投票していただきました。その結果を集計して、2025年の「Castle of the Year」が決定しました!
では20位から1位まで一気にご紹介しましょう。

19位(同率) 二条城(京都府京都市)※前回圏外
二条城
ジェイドさんご投稿写真

慶長8年(1603)に徳川家康が築城し、江戸幕府の始まりと終わりの両方の舞台となった二条城が前回圏外からランクイン! 将軍が政務を行った国宝・二の丸御殿や、天皇を迎えるために作られた豪華絢爛な唐門など、京の都に徳川家の権威を示すお城として今もなお存在感を示しています。

・小学生の修学旅行で見学したときの豪華さに目を奪われたのと、年を経て知識を得て見る二条城の歴史に興味深く感じる。(おやつわかめさん)
・歴史好きになる原体験となったお城だから。 小学6年生の冬休み、家族旅行で二条城を訪れました。 大政奉還の間を見て、ここが!と衝撃を受け、江戸時代とつながったような気持ちに。 あの頃から、歴史好きになりました。(ひすとりさん)

19位(同率) 弘前城(青森県弘前市)※前回圏外
弘前城
カズサンさんご投稿写真

東北で唯一の現存天守を持つ弘前城が2年ぶりにランクイン。三層三階の現存天守は文化8年(1811)に再建されたもので、今年は石垣修復を終えた天守台への曳戻しが11年ぶりに行われることで注目を集めています。また、弘前城は桜の名所としても有名で、毎年春に約2600本もの桜が咲き誇る光景は圧巻です!

・城に興味を持つきっかけになった出身県の名城。(源氏嫡流末裔さん)
・桜の名所としても有名で、妻(当時はまだ彼女)と一緒に見た桜まつりの弘前城は一生忘れられない風景でした。(ながさきさん)

17位(同率) 松山城(愛媛県松山市)※前回13位
松山城
なおさんご投稿写真

松山市の中心部である標高132mの勝山山頂に築かれた松山城。現存天守は安政元年(1854)に再建されたもので、他にも日本で唯一現存している望楼型二重櫓の野原櫓や、全国的にも珍しい登り石垣など見どころたっぷり! 天守の最上階から眼下に松山平野や瀬戸内海を見下ろす絶景も必見です。

・小学生の頃祖父に買ってもらった城の本を読んで守りの仕組みや構造を勉強してから、中学生になっていざ行くと本で読んだ知識が体験でき、隠門など様々な守りの工夫や天守閣の迫力に興奮して、本格的に城巡りが好きになったきっかけの城です。(角城ドンさん)
・初めて現存天守に登城し、その急な階段を足の悪かった義母と登り、在りし日を偲べた。(こうめさん)

17位(同率) 岡崎城(愛知県岡崎市)※前回圏外
岡崎城
宗春さんご投稿写真

江戸幕府の開祖・徳川家康の生誕地であることでも名高い岡崎城。家康誕生の際に産湯として用いたという「東照公産湯の井戸」や、家康のえな(へその緒・胎盤)を埋めたとされる「東照公えな塚」などゆかりの史跡が現存していて、今訪れても家康の息吹が感じられます。

から見慣れていた岡崎城。 大人になり、石垣の知識を得てから改めて眺めると、その迫力に心が震えた。石垣の美しさと力強さで、改めて地元の誇りを感じさせてくれる。(ゆうすけさん)
・友人にたまたま連れて行かれた岡崎城でグレート家康公葵武将隊に出会い、お話をしたことがきっかけで岡崎、武将、歴史が大好きになりました。今では関東から月1、2回のペースで通うほど岡崎城と武将隊が大好きです。 武将ゆかりの地に行くようになったり大河ドラマを見返したりと、まさに私の人生を変えてくれたお城です。(すたーさん)

16位 小田原城(神奈川県小田原市)※前回16位
小田原城
WESTさんご投稿写真

後北条氏が関東支配の中心拠点とした小田原城。市街地を一望できる天守は昭和35年(1960)に再建されたものです。堀や土塁によって城下を囲う総構(そうがまえ)は総延長なんと約9km! ぜひ実際に歩いてそのスケールを体感してください。

・総構!ここを歩き廻っている時に、出逢った方との縁で、城人生が始まったので。(ヨシダ親子さん)
・小学生の頃は本丸の動物園目当てに行き、学生の頃は仲間内で運転免許を取ると、仲間を乗せてドライブの目的地は小田原城だった。 現在は遺構を見るのが楽しくて行きます。ライフステージが変わっても、変わらずに行きたくなる城だから。(千葉早雲さん)

15位 苗木城(岐阜県中津川市)※前回10位
苗木城
しんちゃんさんご投稿写真

戦国時代に苗木遠山氏が木曽川の右岸にそびえる標高432mの高森山に築き、江戸時代の終わりまで城主を務めた苗木城。天然の巨岩と人工の石垣が見事に融合した姿は圧巻! その光景と寒い日の早朝には雲海が広がることも相まって、「岐阜のマチュピチュ」「天空の城」とも呼ばれています。

・職場にいる城好きな大先輩に、景色すごいから行った方がいいと言われ見に行ったら想像以上のデカイ岩に圧倒された。そこから城巡りが好きになった。言わば城攻めの原点。(まつきゅうさん)
・社会人になって訪れた城だが、当日仕事での悩みもあの天守跡の展望台からの景色ですっと気持ちが落ち着き切り替えらた記憶があり、今でも悩んだら訪問したり、あの時の景色を思い出してモチベーションを上げています。(ikomaojiさん)

14位 五稜郭(北海道函館市)※前回7位
五稜郭
ホッピーさんご投稿写真

ペリー艦隊が来航した翌年の嘉永7年(1854)、箱館(現・函館)の防備強化の一環として築かれた五稜郭。その最大の特徴は何と言っても、中世ヨーロッパで発達した「星形要塞」であること。上から眺めると美しい星の形状に見えるので、近隣の五稜郭タワー展望フロアからぜひ体験してください。

・幕末の動乱を包括するお城だから。胸が熱くなるエピソードばかりです。(れいんさん)
・実際に見た中で、一番カッコいい。まさに要塞。(nob johさん)

13位 備中松山城(岡山県高梁市)※前回9位
備中松山城
朝田辰兵衛さんご投稿写真

標高430mの小松山山頂にそびえ立ち、全国の山城の中で唯一天守が現存している備中松山城。巨大な花崗岩の岩盤の上に直接築かれていて、岩盤と石垣が組み合わさった様は圧巻です。秋から冬にかけて発生する雲海に浮かぶ絶景や、天守付近で登城者を歓迎してくれる「猫城主さんじゅーろー」もお城の人気に一役買っています。

・初めて日本100名城スタンプを押した城。 私の城廻りの原点。(トノさん)
・40年前に,古写真を見て実物にふれたくなって電車で出かけた。そのたたずまいに感動し,以来城郭ファンになった。(城山昇さん)

12位 名古屋城(愛知県名古屋市)※前回8位
名古屋城
イオさんご投稿写真

江戸に幕府を開いた徳川家康が、大坂の豊臣方への備えのため慶長15年(1610)に天下普請で築いた名古屋城。現在は老朽化と耐震性の問題から天守に入ることはできませんが、現代の名工が忠実に復元したきらびやかな本丸御殿や、天守の屋根に輝く黄金の鯱など、徳川家の威光を随所に感じさせます。また、コメントでは名古屋城おもてなし武将隊の存在の大きさを語るものが多数寄せられました。

・母の実家が名古屋で、幼少期に名古屋城へよく連れてってもらいました。子供ながらに、あまりの壮大さに、将軍すげー!徳川すげー!と感じたことを今でもはっきり覚えてます。(やまぶきさん)
・天守や今では本丸御殿がフォーカスされがちですが、ここの枡形虎口や馬出がなかったら、城郭巡りを趣味とすることはなかったかもしれません。(Tak Shionoyaさん)

11位 岐阜城(岐阜県岐阜市)※前回17位
岐阜城
赤い城さんご投稿写真

標高329mの金華山山頂にそびえる岐阜城。永禄10年(1567)の稲葉山城の戦いで斎藤氏を破った織田信長が入城し、それまでの稲葉山城から岐阜城へ改称するとともに大改修し、天下統一の拠点としました。山頂にそびえる復興天守からは近くを流れる長良川や遠くに広がる北アルプスまで一望でき、戦国時代から続く歴史と絶景を同時に堪能できます。

・予備知識なく観光ついでに山を上り、 その素晴らしいお城と立地にびっくりして 「城」への興味が俄然湧いたきっかけになりました。(あさみさん)
・大人になってから家族で訪れた際、天守閣から眺める岐阜の街を見た時、岐阜県育ちの私にとって、地元の景色はかけがえのないものだと感じた。今でもあの時の気持ちは感慨深い。(木刹那さん)

10位 竹田城(兵庫県朝来市)※前回20位
竹田城
翡翠さんご投稿写真

ここからベスト10の発表! 10位には、標高353.7mの古城山山頂に築かれた竹田城が前回の20位から大幅にランクアップ。秋から冬にかけて発生する雲海が生み出す絶景から「天空の城」として一大ブームを巻き起こし、またNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公・豊臣秀長が攻略して大改修を行ったゆかりの城としても再注目されています。石工集団・穴太衆(あのうしゅう)が手がけたとされる立派な石垣も必見です。

・以前から行きたかったお城であり最初に行ったお城でもある。 天空の城と言うことあって石垣も景色も最高でした。このお城で人生が変わりました。城跡巡りが楽しくなり趣味として楽しんでおります。(BILLさん)
・人生で初めて雲海を見て、幻想的な世界に感動。それ以来、城郭だけでなく周りの景色も城巡りの楽しさの一つになった。(モクハムさん)

9位 松江城(島根県松江市)※前回6位
松江城
☆ナンバー★357☆さんご投稿写真

関ヶ原の戦いで戦功を挙げて出雲国を治めた堀尾氏が慶長16年(1611)に築いた松江城。黒を基調とした威風堂々たるたたずまいの天守は現存天守であり、お城では全国でわずか5つしかない国宝に指定されています。石工集団・穴太衆が積んだ石垣の中にはフォトジェニックなハート形の石があるので、ぜひ見つけてください。

・まだ100名城や続100名城巡りを始める前、雪の日に松江城を見た。5時間ほど城内にいたらやがて晴れてきて青空の下の松江城が何とも壮大だった。 他のお城も見てみたいと思わせてくれたお城、それが松江城。(ぺにれすさん)
・おそらく一人で初めて行った城。翌日の大学受験で行った松江で、ガッツリお城(+出雲蕎麦)を堪能していたという思い出深いお城です。(昼から明るい昼行灯さん)

8位 大坂城(大阪府大阪市)※前回13位
大坂城
todo94さんご投稿写真

天下統一を果たした豊臣秀吉が自らの権威を示すために築いた大坂城が、前々回の30位、前回の13位とステップアップを重ねて念願のベスト10入り! 現存する城郭は大坂の陣に勝利した徳川家が再築したもので、本丸東面にそびえる高さ32mの石垣などそのスケールに圧倒されます。豊臣期の石垣を鑑賞できる「豊臣石垣館Museum」にもぜひ足を運んでください。

・今から43年前、小学校を卒業してすぐ友達ら4人で行きました。そこから私の攻城がスタートしました。(楓景斎泰山さん)
・高校の修学旅行で訪れた際に、今まで訪れてきたお城と比べてスケールと豪華絢爛さに驚いた。(サムイトスさん)

7位 安土城(滋賀県近江八幡市)※前回17位
安土城
なおさんご投稿写真

前回は17位までランキングを下げた安土城がベスト10に復活! 織田信長が天正4年(1576)から約3年の歳月をかけて完成させたものの、築城からわずか3年後、本能寺の変後に焼失。それでも、幅6m以上の石段が約180mにわたって真っすぐ伸びる大手道などの遺構が、天下布武の拠点としてのスケールを今も感じさせます。

・建物が残っていなくても、城山全体が博物館のようで楽しかった。山城を巡るきっかけになった。(とも☆さん)
・天守のないお城で初めてすごいと思ったお城。スケールの大きさに驚きました。ここから天守のないお城にも興味を持ちますますお城にはまっていきました。(鹿ーサーさん)

5位(同率) 熊本城(熊本県熊本市)※前回5位
熊本城
トクさんご投稿写真

築城名人・加藤清正が築いた難攻不落の熊本城が前回に続いて堂々の5位。2016年の熊本地震で大きな損害を受けましたが、復旧工事中も高さ約6mの特別見学通路を設けて「見せる復興」が進められ、今も多くの人が訪れては「大地震による被害は残念でしたが、その中でなお生き続けようとする起っている姿は築城に携わった総ての人の力を感じて感動しました。(源九郎牛若丸さん)」のように感動を覚えて、エールを送っています。異なる時代の石垣の技法が一つの場所で隣り合う「二様の石垣」をお見逃しなく! さらにさらに。2026年10月3日(土)・4日(日)は、「特別版 お城EXPO in 熊本 2026 」が開催されます。ぜひご来場ください。

・初めて購入した一眼レフカメラに初撮影に選んだのが熊本城。ファインダーを覗いた瞬間、熊本城の存在感やその圧倒的なスケール。 光の角度ひとつで表情を変えるその姿は、まさに生きた芸術でした。(マルさん)
・櫓の石垣一本柱には心の底から感動しました。熊本城は人間の敵だけでなく、自然の敵にも強いまさに最強のお城です。あの姿を見て勇気をもらいここまで生きてきました。(POYO58さん)

5位(同率) 会津若松城(福島県会津若松市)※前回11位
会津若松城
シェルさんご投稿写真

豊臣秀吉の命で奥州入りした蒲生氏郷が近世城郭へと大改修し、「鶴ヶ城」の名でも親しまれている会津若松城が東北のお城では最高位の5位にランクイン! 慶応4年(1868)の戊辰戦争で新政府軍の猛攻に1ヵ月間耐え抜いた堅城ぶりと、その激しい戦闘の末に命を落とした白虎隊の悲劇でも知られています。全国のお城で唯一見られる赤瓦の天守の美しさに思わず目を奪われます。

・人生で初めて登城した城であり、この城に出会えたからこそお城の魅力に気づいた。(ななさん)
・八重の桜と赤色が好きで、どんなものかと初めて自分から見に行きたいと思ったお城です。 東京から福島まで車で行くことになり、ここからお城巡りが楽しいと思えるようになったお城です。(あすまるさん)
・まだ瓦が赤くない、自分が10歳くらいの時に叔母に連れてきてもらって、重機などない時代にこんな素晴らしいものを作る人がいたなんてなんて素晴らしい!!と感銘をうけ、お城にハマったきっかけとなったお城だから(こまつさん)

4位 彦根城(滋賀県彦根市)※前回4位
彦根城
T-Shionoyaさんご投稿写真

徳川四天王の一人・井伊直政ゆかりのお城で、現存天守かつ国宝にも指定されている彦根城。三重三階の天守には多様な破風や華頭窓を配し、変化に富んだ優美な姿で訪れる人々を魅了しています。また彦根城で忘れちゃならないのは、彦根市の大人気キャラクター・ひこにゃん! 「築城400年祭があり、そのキャラクターのひこにゃんにどハマりして、2ヶ月に一度は(東京から)彦根へ足を運ぶようになった。仕事人間を卒業して推し活のために仕事するようになるなど、大袈裟ではなく人生が一変した。(コメント一部抜粋)(ききょうさん)」と熱いコメントが寄せられるほどの人気者かつ重要にゃん物です。毎日欠かさず“お散歩”しているので、ぜひ時間を調整して交流してみてください。

・幼少の頃からの遊び場でした。わけも分からず走り回ってたお城。少し大人になって意味が分かってきたら、城郭等に興味を持つようになった。通っていた高校も城内にあったので、毎日お城に行っていた。学生生活もお城と共に過ごしました。(すみこうぴさん)
・ゆるキャラを見に行った彦根城で、地元の高松城と姉妹城縁組をしていると知り、城にまつわる歴史を調べるきっかけとなったのが彦根城でした…。あの時彦根に行かなければ城バカにはなっていないんだろうと思います。(水野祐利さん)
・中学校に日本の城研究会というものがあり、入会して初めての視察旅行で訪れました。侵入防止の通路、天秤櫓、解説を聞きながら登っていき、そこに見えてきた天守閣を初めて見た時に衝撃が走りました! なんと美しい、いろいろな破風がバランスよく配置されていて、一気に城のとりこになりました。(すいっぴゆうさん)

3位 犬山城(愛知県犬山市)※前回3位
犬山城
ヒロケンさんご投稿写真

いよいよベスト3! 現存12天守の中で日本最古とされ、国宝にも指定されている犬山城が今年も3位をキープ。「お城が好きになったきっかけになった」というコメント多数。最上階に設けられた高欄付きの廻り縁に出て天守を360度一周するという貴重な体験ができます。近年はインスタ映えグルメを食べ歩きできる観光スポットとして城下町も大人気。ぜひまるごと「お城」を楽しんでください。

・人生に迷ったあの時に犬山城に連れて行ってくれた上司に感謝!あれがなければ今の私はいない。(佐久夜さん)
・犬山橋から犬山城を見たときに、その風景の美しさに感動して、お城巡りに夢中になった(じゃおさん)
・観光でいくつかお城に行ったことはあるが特に興味はなく。初めて現存天守で国宝だという犬山城に入りそのしつらえに古を感じて感動。また眺めも良く、回廊を巡って風を感じることができ国宝5城をめぐりたいと思うきっかけになった。(りえさん)

2位 松本城(長野県松本市)※前回1位
松本城
ボンさんご投稿写真

前回1位だった国宝・松本城が今回は惜しくも2位に。黒漆塗りの下見板張りと白色の漆喰がコントラストを織りなす天守は耐久面において実用的でありながら実に美しく、雄大な北アルプスの借景と相まってまさに芸術です。天気の良い日には、透明な湧き水を水源にした水堀に映る“逆さ天守”と出会えるかも。

・小学5年生の時、姫路城しか見たことがなかった時に行ったお城で、黒い姿がカッコ良すぎて衝撃的だったから。松本城に行ったおかげで、お城が好きになりました。(泉光流さん)
・初めて登城したお城です。祖父が自分の出身地の誇りである天守を、幼い私の手を取り急な階段を一生懸命に登った記憶が忘れられません。私の城好きの契機となった登城でした。(Rice-Fieldさん)
・お城愛に目覚めるきっかけになった。外観の美しさはもちろんのこと、現存天守群の内部を見学した時、各櫓の接続部分の段差に萌えて、ときめいたことを鮮明に覚えている。この時の感動がなかったら、今の私はいないと思う。(おしりすとさん)
・幼い頃に見て心に刻みこまれた天守の美しい姿。水堀に映える勇姿、北アルプスとの景観調和。それから五十年が経ちましたが、松本城は自分のお城好きの原点として不動の位置を占めています。また内部の柱に刻まれた手斧のはつり紋に触れるたび、四百年の時が溶けて行く心持ちになります。これほどのお城は自分にとって他にありません。(赤井林悟さん)
・一人旅で訪れました。真冬の朝、冷たい空気の中、凛とした佇まいを見たとき、美しさに自然と涙が溢れました。(沼田乃豆腐屋さん)

1位 姫路城(兵庫県姫路市)※前回2位
姫路城
しんちゃんさんご投稿写真

2位の松本城とわずか1票という僅差で、世界遺産・姫路城が2年ぶりの1位に返り咲き! 現存天守を筆頭に8棟が国宝に、さらに74棟が重要文化財に指定されていて、その規模と完成度から近世城郭の最高傑作と称されています。屋根の目地まで白漆喰で塗り固めた“白鷺城”とも呼ばれる美しいたたずまいも印象的です。

・一眼レフを買い、撮影の練習のつもりで行ったのが姫路城。白鷺城の白さとスケールに圧倒されて、もっと城を知りたい、撮りたいと強く思った瞬間が、私が城好きになったきっかけです。(城好きアラタさん)
・初めて姫路城に行ったのが「平成の大修理」が終わった直後で、連立天守群のあまりの美しさに感動。それからお城巡りをはじめるようになりました。姫路城は私がお城にハマるきっかけになったお城です。(肥後の城好きさん)
・天守を見て感動して泣いてしまったから(dhi-zuさん)
・あまりにも大きすぎて、城というのはこれほどのものか……とおそろしくなった(おにぎりさん)

◆番外編 日本100名城・続日本100名城以外◆

アンケートでは、日本100名城・続日本100名城以外の「人生を変えたお城」についても伺いました。皆さんから寄せられたたくさんの熱いコメントからいくつかご紹介します。

龍野城(兵庫県たつの市)】
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考古学の世界に入ったそもそもの理由がここで、通学で毎日城下町を通るうちに親近感を覚え、同時にまだ城そのものに研究の余地がある城だったからこの場所を研究テーマに選んでいた思い出がある。(流流舞さん)
岩崎城(愛知県日進市)
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当時歴史はざっくり知っていましたが、城への興味は特段ありませんでした。娘の発表会で岩崎城を訪れた時に、娘に岩崎城がなかったら徳川幕府がなかったかもしれないぐらい歴史を変えた城だと伝えた時から、自分が城に興味を持つようになり、城巡りをするようになりました。(ぴはるさん)
菩提山城(岐阜県不破郡)
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素人にもわかりやすい遺構で、ここに城があったんだと、想像する楽しさを教えてくれた城です。(平八郎さん)
畑谷城(山形県東村山郡)
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物心ついた頃から駆け回って馴染んだ山城。 当時は子ども向けの言葉遊びだった様々な思い出が、今となっては「落城秘話」の比喩と気付き、今後は伝え残す側として機会を創出したい。(武者所お奉行さん)
※龍野城youさんご投稿写真、岩崎城:ジェイドさんご投稿写真、菩提山城:昌官忠さんご投稿写真畑谷城:朝田辰兵衛さんご投稿写真

Castle of the Year 2025のランキング紹介は以上です。「あなたの人生を変えたお城は?」というテーマ設定から、皆さんのお城にまつわる素敵な思い出をうかがうことができ、お城はこれほど人の心を動かす存在なのかと改めて実感しました。これからもぜひ、いろいろなお城に足を運んで「人生を変えるほどの驚きと感動」を体験してみてください。

【推し城アンケート概要】
●調査期間:2025年10月16日~2025年12月31日
●調査対象:764名(「城びと」読者の皆さま)
●調査方法:全国の「城びと」読者を対象にインターネット調査を実施。日本100名城、続日本100名城の計202城から、「あなたの人生を変えたお城」を2城選び、投票いただいたものを集計。

執筆/城びと編集部