長岩城は1198年、地方豪族野仲重房によって扇山(530m)に築かれた山城で、大友宗麟の軍勢を跳ね返すなど堅城として知られたが、黒田官兵衛の嫡男長政によって1588年に落城。前年に宇都宮鎮房を力攻めに失敗した長政は長岩城攻めを前に、野仲氏の家臣団を調略し内応者も出たことで落ちたとされています。
国道212号線から県道2号線に入り9Km程進むと看板や旗が立っており、駐車場も完備されています。
この城の特徴は、何と言っても山中に張り巡らされた石塁で、一之城戸・二之城戸・三之城戸・東之台から本丸に伸びる登り石垣等、全長700mにも及ぶ石塁と石積み櫓・弓型砲座(狭間みたいなものかな?)です。
2015年7月に長岩城を攻城した日は、生憎の雨模様で合羽を家に忘れたことで、傘をさしての攻城となってしまった。((+_+))
おまけに坂道で滑って転んでびしょ濡れの泥だらけ((+_+))傘は壊れるはで散々。前項で、見所の石積み櫓と弓型砲座と記入しましたが、石積み櫓を見るためには、梯子を上り、痩せ尾根を歩かなくては行けず、梯子を少し登っては降りるを繰り返し、どうしようかと考えましたが、命には代えられず断腸の思いで諦めた経緯がありました。
コロナ感染症がなければ、今年のゴールデンウィークで石積み櫓・弓型砲座を確認しに行く予定でしたが断念。また必ずリベンジしたいと考えています。
+ 続きを読む