二条古城は織田信長が足利義昭のために永禄12年(1569)に約70日の短期間で築き上げた城郭造りの居館で二条御所とも呼ばれます。かつては義昭の兄、義輝の御所があり、それ以前には武衛職にあった斯波氏の居館が有ったようです。工期を短くするため本圀寺から多くの建物を移築しており、本圀寺やその宗徒にとってはとんだとばっちりだったようです。
義昭が槇島城での戦いで敗れ毛利氏を頼って逃れた後に必要性が無くなり破壊され、地元の衆が持ち去ったり、安土城に運ばれたりで御所跡は後肩も無くなったそうです。いまでは平安女学院敷地内に城址碑と案内板が立てられています。
わずかな時間で斯波武衛陣跡と足利兄弟二代の御所を見学できるチョコ城(ぴーかるさん拝借します)の鑑です。あたたたたたっ
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