くのうざんじょう

久能山城

静岡県静岡市

別名 : 久能城、久能寺城
旧国名 : 駿河

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HARU

久能山東照宮 (2023/03/01 訪問)

駿府城を訪ねた翌日、徳川家康公が眠る「久能山東照宮」を訪れました。ここには昔「久能寺」があり、武田信玄が城砦を設け「久能(山)城」と称し、その後徳川のものとなりましたが、家康公の遺骸を埋葬した際に久能城を廃城にし、今の東照宮が創建されたとあります。今回は日本平ロープウェイを利用しましたが、東照宮を少し下ると眼下には石垣とともに素晴らしい景色が望めます。ロープウェイ乗り場近くの展望台からは富士山が綺麗に見えました。

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もりちゃん

絶景です❗ (2024/01/07 訪問)

お寺からお城、そして現在はかの有名な久能山東照宮へと変遷してきた山だそうです。
山頂にあったというお城へのアクセスは海側からの急な階段。その石垣を見上げると、、、う~ん、こりゃ攻めようという戦意は喪失しますね。
山の反対側は崖になっていて、日本平行きのロープウェイ乗場付近には石垣と土塁も残っています。日本平からの眺望は360°の絶景で、久能山城の険しさも良く分かります。
当然、御朱印好きにも堪りません‼️

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イオ

久能山東照宮 (2023/08/05 訪問)

観応の擾乱や花倉の乱で久能山に立て籠もったとする記録がありますが、恒常的な城郭としては戦国末期に駿河国に侵攻した武田信玄により築かれました。その後、江尻城の穴山梅雪が徳川家康に降伏したことに伴って開城。家康が関東に移封されると駿府城に入った中村一氏の支配下となるも、中村氏の米子移封により再び徳川方の城となり、家康の遺言によって久能山東照宮が造営されたことで城郭としての役割を終えました。

真夏でもあり日本平ロープウェイも考えましたが、比高200mくらいなら…と表参道側から登城開始。早川農園第4駐車場(一日100円)に車を駐めて歩いて行くと、そそり立つ岩山の上に一ノ門が覗いています。本殿前まで1159段あると云われるつづら折りの表参道の石段を登ること約10分で一ノ門に到着。一ノ門は久能山城の大手門跡と考えられますが、現在の門は明治に平屋で再建されたもので、かつては櫓門だったようです。一ノ門が修復工事中だったのは残念でしたが、門前からは青く広がる駿河湾が一望でき、ここまで歩いて登ってきた甲斐がありました。

一ノ門から東照宮に向かう参道の両側には削平地が設けられ、久能山城の曲輪跡と思われます。久能山東照宮博物館南東下段の勘介井戸も往時の遺構と考えられ、山本勘助が掘ったと伝わりますが、駿河侵攻は第四次川中島の戦いの後だから…?? あちこちに立てられた説明板には東照宮だけでなく久能山城の記述も見られます。ロープウェイ久能山駅から二の丸の石垣が見られるようなので行ってみましたが、構内からしか見えないようで断念しました。

そしていよいよ本丸跡に建つ久能山東照宮に向かいます。石段を上り朱塗りの楼門をくぐると、神厩、鼓楼、神饌所、神楽殿、神庫、日枝神社に唐門と建ち並ぶ重要文化財に、とどめは国宝の御社殿。絢爛豪華、極彩色の御社殿にはただただ息を呑むばかりでした。続いて御社殿左手奥から家康が埋葬された地、神廟へ。絢爛たる御社殿から打って変わって、廟門を抜けると石灯籠の並ぶ参道は荘厳な雰囲気です。神廟は天下人の宝塔としては思ったほど大きくなかったものの、ここにあの家康が…と考えると何とも言えない感慨がありました。

東照宮を退出した後は共通券を買っておいた久能山東照宮博物館にも。撮影不可のため展示品の写真は撮れませんでしたが、家康所用の金溜塗具足に大黒頭巾形兜、金扇馬標、洋時計や目器、鉛筆等の日用品、歴代将軍の貫衆具足などなど、これまで幾度となく写真で見ていた実物を目にすることができ、大変見応えがありました。やっぱり久能山東照宮は徳川家にとって特別な地なんですね。

…ということで、久能山城としての遺構についても下調べしていたんですが、二の丸の石垣は見られず、北端の愛宕郭へのルートは見出せず、東辺の土塁への道は立入禁止で、不完全燃焼のまま終わってしまいました。ただ、それでも東照宮と博物館だけで2時間弱を要するんですから、久能山全体としては見応えたっぷり大満足でした。
 

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スティクラ

久能山東照宮に行った時に初めて知った久能山城 (2023/08/20 訪問)

日本平からロープウェイで久能山東照宮へ。
ロープウェイの紹介アナウンスで東照宮側のロープウェイの乗り場付近に石垣の遺構を見ることができると教えてもらう。
家康公が死んだ跡は東照宮としてお城の役割を終えたので、城の様子がわかるものはこの石垣くらいだった。

久能山東照宮・博物館を見学。
久能山東照宮は、日陰に入ると風があって比較的涼しさを感じた。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 武田信玄
築城年 永禄11年(1568)
主な城主 今福氏(武田氏家臣)、本多氏、松平氏、榊原氏
遺構 曲輪、土塁、井戸
指定文化財 国史跡(久能山)
再建造物 石碑、説明板(久能山)
住所 静岡県静岡市駿河区根古屋
問い合わせ先 静岡市経済局商工部観光課
問い合わせ先電話番号 054-354-2422