高知城は高知県高知市の標高約44mの大高坂山に築かれた梯郭式平山城で、長宗我部元親公が築いた河内山城の跡地に遠江掛川から土佐24万石を得た山内一豊公が築いた城です。
高知城の天守は四重・六階望楼型天守で現存天守12城の一つで、山内一豊公の前任地である掛川城天守を模して造られたといわれています。
現在の高知城は、天守・御殿・櫓・蔵・門・塀など15棟が重要文化財に指定され、天守をはじめ、本丸の建物がほぼ完全に残る城であり多くの遺構が残されており、お城ファンのみならず観光地として多くの方の目を楽しませています。
普通天守は、石垣等で造られた天守台の上に築かれるものであるが、この高知城は天守台の無い天守で、懐徳館とも呼ばれる小型の御殿と繋がっている珍しい天守です。
この高知城は、現存天守をはじめ多くの建物が残り、重要文化財に指定されるなど建物が有名ですが、穴太衆が積み上げたとされる石垣も見事なもので高知城へ行かれた際は、二の丸・三の丸の石垣を見られることをお勧めします。
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