城跡は市役所にわずかに遺構が残るのみだが見どころは城下。吉小路通り200mの距離に高野長英、後藤新平、斎藤実の生誕地がある。この短い1本の通りから3人の偉人が生まれたというのはある意味奇跡的であるとも言える。高野長英は碑と案内版のみだが、少し離れたところに幼少期に過ごしたとされる母の実家が残っている。後藤新平は生家が残っており、斎藤実は生誕の地に建て直した旧居(斎藤本人は数日間過ごしたのみだが、その後夫人が居住)が残っている。斎藤実記念館には226事件の遺品が展示されており、事件の壮絶さを物語っている。斎藤夫人の「撃つなら私を撃ちなさい」と兵隊の前に立ちはだかって斎藤実をかばった(で、実際に3発撃たれている)というのは有名な話。
ちなみに水沢江刺駅からタクシーで行ったのだが、運転手は大瀧詠一と小沢一郎の話ばかりしていた。これで水沢江刺駅の発車メロディが「君は天然色」であった謎が解ける。岩手は総理輩出県ではあるが、小沢一郎はなり損ねたと言えるのかもしれない。帰りは水沢駅を利用したが、通勤通学時間帯でも1時間以上電車がなく、市役所の最寄り駅でもこんなものなのかと地方の交通事情の悪さを痛感した。
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