不完全燃焼ながら一応は芥川山城に登城したので、しろあと歴史館で続100名城スタンプを押印。高槻城は1月にひとめぐりしていますが、せっかくここまで来たのだからと前回は工事中だった二の丸跡に行ってみました。
にのまるさんの投稿で完成は承知していましたが、二の丸跡には高槻城公園の一角として芸術文化劇場が建てられています。劇場の周囲には水堀に石垣、築地塀をめぐらせ、いかにも城跡という雰囲気です。さらに築地塀には狭間、石垣石には矢穴や刻印まで施されています。芸が細かいなぁ…と感心しながら、水堀に架かる橋の手前の説明板に載っている高槻城復元図を眺めていて、ふと思い至りました。
…これって、かつての水堀や石垣の位置に対応しているのでは?
復元図と現状を見比べてみると、東辺の石垣の突出部は枡形門跡、北辺の突出部は不明門跡に対応しているようです。水堀や石垣があるのは北辺と東辺の一部だけであり、復元とまでは言えないにせよ、可能な限りかつての姿に近づけようという心意気が感じられます。わくわくしながら不明門跡に向かうと、跡地に説明板が立てられており、後ろを振り返ってみると……おお! 説明板の注記のとおり、歩道に発掘調査で発見された橋脚の位置が表示され、北側には木橋を支える石垣が再現されているではありませんか。劇場への動線の都合からか北辺の水堀の橋は不明門の東側に移して架けられていますが、せめてかつての橋の存在を体感してもらおうという取り組み、素晴らしいですよね。また、高槻城公園の地下には局地的大雨に備えて雨水貯留施設が設けられているそうで、高槻城は今なお高槻の町と人々を守る存在なんだなぁ、とも。
城跡なのでお城っぽく水堀や石垣を造ってみました程度のなんちゃって建造物かと思いきや、模擬は模擬でも発掘調査に基づいた本気の再現建造物でした。おみそれしました。でも、こういうの大好きです。せっかくだから…程度のつもりが、思いがけない本気ぶりに芥川山城でのもやもや感もどこへやら、意気揚々としろあと歴史館に戻りました(続く)。
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