ささのまるじょう

篠の丸城

兵庫県宍粟市

別名 : 篠ノ丸城
旧国名 : 播磨

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横堀と竪堀
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しんちゃん

とても楽しく訪問できる。 (2025/04/20 訪問)

篠の丸城は南北朝の時代に赤松貞範の長男・顕則によって築かれたとされ、応仁の乱以降は赤松氏の守護代宇野氏の長水城の支城となっていたようです。天正8年(1580)羽柴秀吉の中国攻めで長水城と共に落城した後は、黒田官兵衛の城となり、平時は代官が城代を務めたようです。
最上山公園まで整備された道が続いていて、車を複数台駐車できるスペースが有ります。比高はそれなりにありますが、非常に攻めやすい山城で、地元の人たちが散歩がてらに登って来ます。頂部に城址があり、主郭は展望台のある西の郭とする縄張りもありますが、どう見ても妙見さまがいる広い郭が主郭に見えます。主郭は虎口が南に付き、土塁が残っています。
最大の見どころは城址西側一帯に広がる、膨大な畝状竪堀群で、案内にそって、一段下側に降って行けば見ることが出来ます。この周辺の山城はひとしきり、リピート(再訪)になりますが、良い城址が多いので楽しく訪問できます。

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黒田官兵衛 飛躍の地 (2024/04/20 訪問)

 主郭を中心に北と西に曲輪を展開しています。北には七段郭と表記してありましたが、段々に曲輪が配置されています。その西には畝状竪堀群、東側は急峻な崖となっていました。主郭の西側には二の丸と表記された曲輪があり、その先には三重堀切があります。その先の展望所からは長水城が観えます。畝状竪堀を楽しみのひとつとしていました。実際に散策すると概ね竪堀はわかりますが、浅くなっている所も多く、伐採した木等で見にくくなっている所もありました。畝状竪堀の他にも堀切、横堀、土塁等を楽しむことができます。城域は手入れされていて概ね散策しやすくなっています。

 姫路駅からバスに乗り山崎下車。最上山公園を経由して徒歩にても登城できます。車の方は中腹まで登ると駐車スペースがあります。

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ゆいと

少しきつい山城登り (2023/06/25 訪問)

篠の丸城の山の名前はもみじ山です。山登りは少しきついのでつえを持っていくことをおすすめします。本丸跡には説明板があって篠の丸城の歴史が読み取れます。  

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イシテル

西播磨の山城「黒田官兵衛ゆかりの山城」 (2022/10/10 訪問)

「西播磨山城11」のひとつ「篠の丸城」
最上山公園の駐車場へ車を置いて山崎八幡神社でお参りをしてから神社脇の山道を上がると「いこいの広場」へ辿り着き、その上が
篠の丸城の登城口となります。「いこいの広場」近くにも駐車場があり、ここまで車で乗付けられます。
登城口から20分ほど登ると篠の丸城の主郭へ到着。
篠の丸城址は広大な主郭を中心に南北西川へ方形郭が連なり、虎口、堀切、畝状竪堀群、横堀など広大なエリアに多くの遺構あり、見どころ満載。方形郭が連なる郭群は、本城である長水城にも見られない珍しい山城。
秀吉の播磨攻めの後、黒田官兵衛が宍粟を治め、この篠の丸城へ入ったと言われる官兵衛ゆかりの城のひとつです。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 釜内範春
築城年 南北朝時代前期
主な城主 釜内氏、宇野氏、尼子氏
遺構 曲輪、土塁、堀切、畝状竪堀群
再建造物 石碑
住所 兵庫県宍粟市山崎町加生