終活2で最後に訪問した城郭です。投稿が少なく遺構不明とありました。遺構を少々見かけたので投稿します。
古城盛衰記さんの情報で難なく到着し早速攻城、駐車場のある南側より登りました。この一帯は緑化公園の様で整地しただけの砂利の遊歩道となっています。遺構は期待せずに気軽な気持ちで登りました。行き着くと虎口は最高地点の南側主郭に取り付いていました。そこには戦時中の高射砲らしき遺構が残っています。主郭の南側下部に何かがあるのに気が付いて帰るに見ようと後回しにしたら違うルートで降りたので見ていません。気が付いた時にすぐさま確認しないといけませんね。
1段下がり北に向けて細長い曲輪があります。いつもの癖で曲輪の端っこを覗くように眺めていたら東側の低い位置に小屋の屋根が見えます。公園用便所の廃墟です。近くにいってみると石積を伴う虎口らしきものと奥には土塁付きの細い曲輪が見える。降りてみたところ確かに石積を伴う虎口の様だ。それでもその時は半信半疑でした。土塁付き曲輪を南に進んでいくと竪堀がある、数えてみると4本確認できた。中には石積で補強しているものもある。他にもある気配はあるのだが斜面の横移動を落ち葉が邪魔したのでやめた、竪堀を見て十分に満足したからです。
45分:1.3km:累計高低差126m
復習
城郭放浪記さんも古城盛衰記さんも詳しい情報が無かったので「なぽのホームページ」で調べてみた。この方も在野で2000城以上攻城しており、しっかりとした情報を記している強者です。目線が私のようなレベルでも理解できるような語り口なので分かり易く助かっています。(私には城関係の文章は堅苦しく、専門用語の多用などでちょっと頭に入ってこないところがあります。むしろ河後森城にある小学生の研究発表の方が頭に入ってきました。)その点こちらのホームページはお勧めです。そこでは石積虎口の情報があり、大分の調査報告書にも記載があるそうです。
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