近江高島駅から琵琶湖を半周して彦根駅へ。佐和山城は昨年に登城しているので、彦根駅構内のQRコードを読み込んでポチ制覇のみに留め、近江鉄道に乗り換えます。青春18きっぷは当然使えないのでイコカで行こか…と思ったらイコカ非対応!? イコカどころか切符も券売機でなく窓口販売、しかも有人改札で硬券に鋏を入れてもらう…ときたもんだ。昭和かよ(笑) ここ30年ほどは経験のない昭和体験にわくわくしながら電車に乗り、車窓に掲示された瓶割山城のQRコードを読み込みます(ポチは後日)。そういえば、この車両も何か見覚えがあるような…と思っていたら、近江鉄道は西武グループであり、西武を引退した車両が使われているんですね。学生時代は西武沿線に住んでいましたので、道理で馴染みがあるわけだ。そんなこんなで高宮駅に着き、電車が出発したらホームから線路に下りて出口側のホームに渡ります。これまた久しぶりの経験。たった3駅ながらいろいろと昔が思い出されて楽しい近江鉄道でした。
さて、鉄道ネタはこれくらいにして、高宮駅から高宮城に向かいます(徒歩6分)。
高宮城(城びと未登録)は、室町中期に高宮の地を与えられた六角氏頼の三男・信高が高宮氏を名乗り築いた城で、高宮氏(南殿)代々の居城となりました。高宮氏は戦国期には六角氏を離れて浅井氏に従いましたが、織田信長により小谷城が落城すると、高宮城に火を放って一族は離散しました。
高宮小学校から高宮幼稚園にかけてが城跡とされ、小学校での発掘調査では土塁や堀、井戸が確認されていますが、地表面には遺構は見られず、小学校の北隅に高宮城跡の石碑と説明板が立てられているのみです。
城跡碑から西に徒歩3分の高宮寺は高宮氏の菩提寺で、高宮氏代々の墓所には五輪塔が立ち並んでいます。高宮寺から西に4分ほど歩くと中山道高宮宿の本陣跡や脇本陣跡があり、本陣向かいの円照寺には明治天皇ゆかりの止鑾松や徳川家康が大坂夏の陣の帰路に腰掛けたと伝わる家康腰懸石がありました。中山道沿いに北に向かうと松尾芭蕉ゆかりの紙子塚、多賀大社一の鳥居や常夜燈、御神燈があり、
高宮氏が崇敬し高宮氏の家紋「丸に二つ遠雁」が伝わる高宮神社にお参りして高宮宿を後にしました。
その後、南彦根駅から三雲駅に向かい、駅構内のQRコードを読み込んで三雲城をポチ制覇(登城はまたいずれ)して、帰途につきました。大垣城に行けなくなって余った分の青春18きっぷを消化するための鉄道利用での城(イベントスポット)めぐりでしたが、運転しないでいいのは楽な上に移動中に本を読んだり寝たりできるので、駅近の城めぐりでは鉄道利用もいいな、と実感した一日でした。
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