恒例となった仲間との旅行で新潟県長岡方面を訪れました。今回も私自身の関心は戊辰戦争と「おくのほそ道」関連の史跡探訪です。
河井継之助に関して長岡市と小千谷市、「おくのほそ道」北陸路は出雲崎町を訪れました。
毎回行く先々の城館訪問も楽しみのひとつなのですが、徳川譜代牧野家の居城は現在JR長岡駅となり跡形もありません。ただ、「長岡藩主 牧野家資料館」に、広大な平城の模型と「御三階」と呼ばれ天守閣に相当した櫓の復元模型がある事を知り、一度見てみたいと思っていました。長岡市の悠久山公園には天守閣風の歴史資料館が建っています。私は長いことその姿が、かつて実在した長岡城三階櫓を模したものと勘違いしていました。「御三階」の模型は藩主家に伝えられた図面と江戸時代の姿を回顧した風景画を参考に復元されたということです。城の正面を向く西側最上層に唐破風を設けた白亜の三階櫓は、まさに天守に値する姿であり、長岡城のシンボルだったものと感じました。
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