天守群内の見学を終えて備前丸へ。見上げる大天守、離れて見ないと視界に入りきりません。
天守のある姫山は高さ45.6メートル。天守台(高さ14.8メートル)と大天守(高さ31.5メートル)を合わせた高さは46.3メートル。
偶然ではないように感じるこの数字の近さに天守群をより大きく見せる何かがあるのではないかと思ったり、周囲に巡っていたであろう土塀や櫓を思い描いたり、この広場にはどんな建物があったのだろうかなど想像しながら過ごしました。
天守台石垣から突き出たように見え、備前門と繋がる折廻り櫓。真壁造りの意匠が引き締まって見えました。
備前門には大きな石棺が。石棺らしき石、転用石だろう石は各所にありました。
備前門を出ると、ちの門・旧番所・井戸櫓(井郭櫓)・帯の櫓・帯郭櫓・太鼓櫓北方土塀・太鼓櫓とたくさんの見どころがあります。先ほどの備前丸でのゆったりした気持ちから情報インプット態勢に切り替えて臨みました。搦手方面から石垣の上のこのあたりを見上げていたのが随分前のような気がしました。
上山里曲輪にはお菊井戸、時代の異なる三体の鯱瓦展示など。ぬの門から出ようとすると横の石段に刻印石。外側では人面石なる石も。そしてをの門跡を通って三国堀に戻ってきました(‘◇’)ゞ
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