はなまきじょう

花巻城

岩手県花巻市

別名 : 鳥谷ヶ崎城、鳥谷ケ崎城
旧国名 : 陸奥

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大手門跡の時鐘
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ぎりょう

北上・花巻市訪問② 花巻城現存遺構 円城寺門に感動! (2025/06/08 訪問)

所属する古文書の会移動研修、北上・花巻市探訪の二城目は花巻城。今回は和賀・稗貫氏の中世城館の探訪と考えていましたが、現在目にできる「花巻城跡」は、奥羽仕置後に浅野氏が稗貫氏時代の縄張りを改修、南部領となり郡代の北秀愛やその父信愛、南部利直の子政直によって更なる改修が行われた姿です。北から本丸、二ノ丸、三ノ丸を南に向けて梯郭式に配置し、切岸、土塁、水堀によって守る構造はまさに近世城郭の姿です。南部・伊達藩境に位置した花巻城はまさに南部氏の仙台伊達氏を意識した姿と感じます。
見学は三ノ丸大手門跡(花巻市役所本庁舎前)から、円城寺山門(かつての二子城追手門を移築)へ、さらに二ノ丸から本丸へと徒歩にて移動。ここでも地元のNさん、Iさんが同行してくださり、場所ごとに詳細な説明をしていただきました。今回の移動研修も会員の半数に近い三十数名が参加、大型バスでの移動となりました。花巻城跡近辺にバスの駐車場がなく、花巻市観光課の計らいで、城跡に近い民間施設の駐車場を手配していただきました。本当に毎度地元の皆様のご親切には頭が下がります。
城跡の詳細はかつて投稿済なので省略しますが、本丸の土塁、堀、舛形虎口跡、櫓台、馬出などの遺構は残っていますが、二ノ丸、三ノ丸はすっかり市街地化されています。しかし遺構の残る場所ごとに説明看板が設置されており、花巻市の観光政策にも感心した次第。
また、花巻市博物館には花巻城の復元模型や関連資料が展示されています。ぜひこちらも訪問したい場所ですね。

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しんちゃん

圓城寺門 (2025/01/05 訪問)

岩手県の南の方には雪は無かったのですが、花巻市や盛岡市には雪が積もっていました。山城などのある地域に向かうと除雪が完全ではありませんでした。中古で購入したスノータイヤなので性能的に不安が有りましたが、十分役に立ってくれました。
花巻城の圓城寺門は花巻城の唯一の遺構とされています。慶長19年(1614)に藩主・南部利直公が「二子城」の表門(大手)を引き上げて、花巻城の搦手(裏)門として設置したとされています。かつては、この付近に圓城寺という寺が有り、その近くの坂に建てられたので圓城寺門の名がついたとされています。明治4年に花巻城は取り壊しになりますが、この門は北上市の民家に払下げられ、後に花巻市の軍医によって買い戻され鳥谷ヶ崎神社の境内に移されました。
しかし戦後の荒廃によって、ケヤキの柱以外は大きく損壊したた状態になりますが、昭和36年に市の補助金を受け現在の場所に復元され今に至ります。

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三浦の晃ちゃん

円城寺門 (2024/08/11 訪問)

南部氏の家臣、北氏の居城です。市役所などが、敷地に含まれています。藩政期からの遺構として、円城寺門があります。

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じゅんじん

お祭りと被る (2023/09/09 訪問)

お祭りと被ってしまい人だらけで駐車場もありません。移築の城門だけ撮影し撤退しました。

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城郭情報

分類・構造 平山城
天守構造 不明
築城主 稗貫氏
築城年 享禄年間(1528〜1532)
主な改修者 北信愛、北秀愛、南部氏
主な城主 安倍氏、奥州藤原氏、稗貫氏、北氏、南部氏
廃城年 明治2年(1869)
遺構 曲輪、土塁、横堀(空堀)、井戸、移築門、時鐘堂
指定文化財 市史跡(花巻城本丸跡)
再建造物 復元門(西御門)、模擬塀、説明板
住所 岩手県花巻市城内
問い合わせ先 花巻市教育委員会文化課
問い合わせ先電話番号 0198-45-1311