【古川城】
<駐車場他>登城口は資材置場となっているため少し奥の<36.221865, 137.181844>の道路脇に駐車しました。
<交通手段>車
<見所>竪堀・堀切・切岸・枡形虎口
<感想> 日帰り強行飛騨山城攻めの旅2城目。古川城は「理文先生のお城NEWS解説」の特集で知った城跡で、行ってみたかった城でした。登城口入った辺りからすぐ城跡で大小の舌状腰曲輪を4つほど通って主要部に入ります。主要部虎口は曲輪端側面の内枡形になっており、石積みがわずかに残っています。主要部は主郭を含めて3段の曲輪になっており3段目の曲輪は虎口と中央に蛤石の置かれた祠があり比較的大きい曲輪です。3段目の曲輪と主郭を囲む帯曲輪がほぼ平行につながっていて主郭背後の帯曲輪に転落石が多く見られます。帯曲輪南側からは2条竪堀が表面観察できます。主郭背後の切岸は高くて迫力があります。主郭内部は最奥に櫓台跡の土壇が残り、ここが発掘調査が行われた場所かと。現在は埋め戻され土嚢で整えられていました。主郭背後に大堀切があり、堀切の手前に腰曲輪があります。堀切も深く見応えがあります。城跡の規模自体は小さいながらなかなか見応えある城跡でした。
<満足度>◆◆◇
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