今年も何度か東京出張することになったので、昨年のとことん江戸城の取りこぼしを拾っていきたいと思います。まずは時間が押していて寄り道できなかった御茶ノ水界隈から。惣構の外側なので、とことん江戸城・番外編です。
前回は外堀通りを歩いていて聖橋に上がることができませんでしたが、今回はJR御茶ノ水駅から聖橋を通って仙台濠を存分に眺めてきました。ちょっと粘って中央線・総武線・丸ノ内線の揃い踏みの写真も撮っています(総武線はホームの奥ですが)。
聖橋を渡ると聖橋門から湯島聖堂へ。徳川綱吉が儒学振興のために創建したのが始まりで、後に幕府直轄の昌平坂学問所となりました。ほとんどの建物は関東大震災で焼失した後に再建されたものですが、入徳門は江戸中期の建造時のまま遺っています。明治維新後は新政府に引き継がれて、文部省のほか、師範学校(現 筑波大学)、女子師範学校(現 お茶の水女子大学)などが置かれ、近代教育発祥の地となりました(説明板あり)。
湯島聖堂の裏手には神田明神があります。奈良期の創建で、江戸城の拡張に伴って江戸城の鬼門にあたる現在地に遷座し、江戸総鎮守として尊崇されました。現在見られる建物は関東大震災後に再建されたものですが、隨神門も御神殿も壮麗な朱塗りの建物で、往時の姿が窺われます。御神殿右手の鉄製天水桶と石獅子(夫婦2体)は江戸期のもので、千代田区指定文化財になっています。また、御神殿の右側奥には神田明神周辺を舞台とした銭形平次の石碑が(右隣に八五郎(がらっ八)の碑も)建てられていました。
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