畠山館は「板東武士の鑑」とうたわれた畠山重忠公の居館跡で、現在は史跡公園として整備されています。社のような建物の中には重忠公と家臣のものと伝わる五輪塔があり、重忠公が郷土の人にどれだけ大切に思われているかが伝わってきます。
馬を担いでいるインパクトのある銅像は、一ノ谷の合戦で、崖を降って敵を急襲する際に愛馬・三日月が怪我をしないように背負って降ったという逸話をもとに製作したものです。ちなみに日本在来馬の重さは350kg~420kgとされています。
重忠公は元久2年(1205)二俣川で北条義時の大軍を相手に130騎ほどの少数で戦い、愛甲三郎季隆に射られて討死したとのことです。
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