過去のお城巡りの振り返り、第14段は静岡県掛川市の掛川城。
逆川の北岸、比高20m程度の小さな龍頭山を要害とした城。
東海道の中継地点で、牧之原の相良から秋葉山を経由し諏訪へ至る塩の道との交差ポイント。
今川氏の重臣朝比奈氏が最初に築城したとされ、今川領西部の拠点でしょうか。
今川氏衰退後は家康の重臣石川氏や秀吉の家臣山内一豊が城主に。
江戸期は頻繁に交代したものの、最後の約100年は太田氏が城主を務めました。
現在は天守丸に高知城を参考とした木造天守が復元され、二の丸には希少な御殿が現存、本丸と三の丸は公園広場として整備されています。
周辺にはいくつか建造物が残っており、訪問時は大手二の門が移築されている袋井の油山寺を観光してから掛川城へ。
もう忘れていることが多いですが、油山寺を含めると昼から夕方まで長く滞在した掛川城巡りでした。
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