春日井駅から徒歩10分弱で、石碑/屋敷跡碑付近(35.239248、136.984170)に着きました。
上条城は織田信長の家臣である小坂宗吉(小坂雄吉)の居城でした。
宗吉の前は林盛重が城主でしたが、盛重は領地を織田信長に献上して帰農しています。
1584年(天正12年)に起きた「小牧・長久手の戦い」では三河中入隊を率いる池田恒興が三河への足掛かりとして入城し、盛重の子の林重登が道案内をしています。
その後、休戦交渉の際に吉田城とともに破却されましたが、重登は秀吉からこの地の総代庄屋に指名され、城址に屋敷をかまえることを許され、代々大庄屋としてつとめました。現在城址は駐車場となっており、一部だけ土塁が残っています。
現在城址は、駐車場となって、柵やフェンスに囲まれています。
遺構として土塁と石垣、天守台跡が確認できますが、草とフェンスに覆われて隠れています。
上条城の説明が書かれたものはなく、石碑は明治に功績のあったこの地域の偉人のものでした。
城址だと分かっていないと、土塁もただの盛り土と思ってしまいます。
バスの時間が迫っている為、攻城時間は5分くらいで撤退しました。次の攻城先=上末城を目指す為、春日井駅バス停から名鉄バスで高根バス停に向かいました。
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