徳川家康が伊賀越えの際、一夜を過ごした城として伝わっています。城域はきれいに整備され歩きやすい城址です。土塁、石垣、堀切等が残っています。主郭にある石垣は土塁の内側にあり、土留め用と考えられています。この石垣際には発掘調査により礎石を配置した建物跡が確認されています。中ノ城へ降りて行く途中にも曲輪と思える削平地あり浅くなっていましたが堀切がありました。中ノ城、西ノ城があり一体となり機能していたと考えられています。
信楽駅よりコミュニティバス多羅尾線の乗り約10分、小川口もしくは近江小川バス停で下車。小川城址へ車道、林道を通っていくルートと中ノ城を経由していくルートがあります。林道からは車で城址近くまで行けますが舗装されていないところもあり、また舗装されていても陥没しているところもありましたので要注意です。
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