浪岡城は1460年代に浪岡北畠氏によって築かれたとされています。16世紀前半に最盛期を迎え京都とも盛んに交流を深めたと有りますが永禄5年(1562)の内輪揉め(河原御所の乱)により勢力が衰えて天正6年(1578)に津軽為信に攻められ落城したとパネルに記載がありました。城域はウンザリするほど広く‥もとい、素晴らしく広い城域を持ち内館の北東西に広大な大きさを持つ曲輪を配し南側を浪岡川が流れます。この日は案内所から猿楽館を訪れ、東館→北館→西館→内館の順に散策しました。内館は城主が居住した本丸に相当する場所で、北館には区画された箇所に武家館が幾つも建てられていたようです。大きな郭の中に幾つも郭がある感じですね。
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