秋日好天続きで急ぎ未踏の空エリア南美濃の城探訪へ、浜松より高速を飛ばし岐阜羽島ICを出て北に約2km程の竹ヶ鼻城へ初登城しスタートを切りました。
駐車場:羽島市歴史民俗資料館駐車場を利用。
参考資料:城郭放浪記さん古城盛衰記さんグーグルマップに依る。
城郭風建物の羽島市歴史民俗資料館が故地に成り、西側の道側に案内解説板と「史蹟 竹鼻城本丸之趾」石碑が並んで立っている、西側には立派な東本願寺竹鼻別院が建ち、門前横にはお城地蔵菩薩立像が建立されている、この地蔵は竹鼻城玉砕の風雪忘れ去られた戦没者の供養をと、昭和に入り町内某氏が供養塔建立発起したが戦時下の情勢悪化で中断、戦後町内有志でこの意志を継ぎ昭和25年お城地蔵菩薩を建立したと案内板に記載されている。
朝8時半に着きました、歴史民俗資料館は9時より開館でしたが係りの方が出勤しており早めの入館と成りました、入館料大人300円、丁度1階の企画展示室ではこれから訪ねる八神城の「八神城と毛利氏」題して企画展示が令和6年10月5日~12月15日まで開催中でした。
清和源氏を祖とする名家毛利氏、当代の提供を受けてこの展示となった、八神城の江戸期絵図と立体模型、毛利氏系図では八幡太郎源義家からの系図が展示、古文書、古文書写真写し、菩提寺金寶寺に在る歴代城主の墓の写真など展示。
尚展示の資料は「八神城と毛利氏」展示会の案内パンフレットとA4の配布資料のみ、係りの方に今回の展示の小冊子を訪ねましたが無いとの事で残念がって居ましたら、展示会が終了後に羽島市歴史民俗資料館のHPにアップするそうです。
又2階の資料展示室の奥角に「竹ヶ鼻城」の展示がされて居ます、ここも秀吉の水攻めが小牧長久手の戦い時あった様で、一夜堤の跡地を示す石碑の写真展示3ヶ所(竹鼻町今町、市営斎場前、羽島郵便局前)。
関ケ原の戦いでの前哨戦で東軍と戦い落城炎上した旨の解説がなされています。
尚帰宅後に羽島市歴史民俗資料館のHPを開くと「竹ヶ鼻城」の解説説明がA4で4~5頁ほどの解説が掲載されいました。
また、羽島市歴史民俗資料館には映画資料館も併設されて2階には懐かしい映画ポスターが貼られて美空ひばり、大川橋蔵などの人気俳優を久しぶりにポスターで眺めました、映写機などの機材も展示、視聴室も併設で鑑賞会も有る事でしょう、昭和の時代を内蔵してる異空間でした。
行き帰りに竹鼻町の狭い道を通り抜けましたが古き良き時代を彷彿させる伝統的建物群が連なって居ました、良い街並み家並みです。
この後は約1.4km程北西の一夜堤秀吉本陣の太閤山砦を目指します。
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