別府市内から非常に良く見える特徴的な山であるのでてっきり高崎山は別府市にあるものだと思っていたら、山頂や猿の生息地は大分市の地籍なのだという。悪路を進んで駐車場に車を置き、ハイキングコースにもなっている快適な登城路をどんどん登っていく。山頂が近づくと右手に曲輪の連なりが確認できた。山頂部には狼煙台、土塁などの遺構が残っている。更に進んで暫し、周辺の遺構確認を楽しんでみた。帰路は曲輪を順に踏破して虎口にまで到達、ショートカットとなりそうな道を下っていった。大友氏が此処に拠り、菊池武光の攻撃を三年もしのぎ、島津の侵攻にも耐えたかと思うと感慨深いものがある。因みに野生の猿に出会うことはなかった。
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