この日の最後は、広大な湖沼に浮かんだ多くの曲輪からなる小松城です!
小松城は、濃尾平野を蛇行して流れる梯川が直角に曲がる部分の湿地帯を利用して築かれた平城です!
本丸には、本丸御殿の他に広敷、櫓台、鉄門、火縄土蔵、鎧土蔵、瓦土蔵、綿土蔵、厩、番所などが有りました!
また、小松城の天守は、巨大な天守台の上に寄棟造の屋根を持った数寄屋造の風流なものであった!
本来の天守ではなく、本丸御櫓と言われる数寄屋建築の建物でした!
外観は、二重で有りますが、上重の屋根を寄棟造で城郭建築としては非常に珍しいもので有りました!
この天守櫓は、明治初年に取り壊されたが、壮大な天守台石垣が現存されています!
しかし、保存状態が悪く天守台の上には上がれなくして有りました!
利常の隠居城として築かれた小松城は、利常が小松城で死去するとその役割は終わります!
その後、小松城は、幕末に至るまで、加賀藩によって管理がなされました!
明治維新後の1871年に、加賀藩は小松城の取り壊しを決定しました!
これで廃城になりました!
三の丸跡が芦城公園になっていて、茶室である仙叟屋敷並びに玄庵が有ります!
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