搦手から竹之丸東側の平櫓台、二重櫓台石垣をかっこいいなーっと見上げながら藤門へ向かいました。石垣ばかり何時間も眺めているのに全然飽きないのは、このお城が駆け抜けてきた歴史をいくらかでも知っていることに加えて、波打つような石垣模様が醸し出す温かみの故でもあるかと思います。
竹之丸、前御門を通って本丸へ。
今日もまた三重櫓を拝める幸せと安心感。
この景色が120年ぶりによみがえったということがどういう風に歴史に刻まれていくのか、100年後の人たちは“平成の復元ブーム”をどう評価するのか、そして令和の復元は如何に……などさまざまのことを考えさせてくれます。
三重櫓内を見学したあと、富士見櫓跡、雪見櫓跡へ行きました。
少し前に歩いた帯曲輪、だいぶ前に歩いた蛇頭堀を見下ろし、今日もよく歩いたなぁと思うと同時に、小峰城の魅力をたくさん知れてよかった!と満足度Maxになりました(・∀・)/
桜之門から退出し、見学終了。最後に駅向こうの大手門跡をさがしに行きました。
歴史館前に平成5年の発掘調査で発見され位置が特定された大手門の礎石が移設されていたので、ぜひその場所を確かめたいと思ったのです。大体の場所はわかりましたが期待していた「大手門跡」の碑などは見あたりませんでした。しかし、大手町で大手門通りに接していたし、何かを探して歩くこと自体が楽しいのでOKです!
白河駅に戻ったのは午後4時。なんだかんだで6時間の城さんぽでした。
<おわり>
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