日本100名城

しらかわこみねじょう

白河小峰城

福島県白河市

別名 : 白河城、小峰城
旧国名 : 陸奥

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白河小峰城
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にのまる

清水門復元プロジェクト (2025/05/17 訪問)

ぴーかるさん、城びと登録城1,000城到達おめでとうございます🎉
“千里の道も一歩から”
城びと風に言うと
“千城の道も一城から”
もちろんゴールではなく通過点だと思いますのでますますお元気でぶっ飛ばしてください!

5月17日。
ぴーかるさんが大雨の中東京駅に降り立たれたのとほぼ同時刻に、私は東京駅を出発し東北新幹線で新白河に向かいました。
白河駅に着いて観光案内所と道場門跡に寄り、開店と同時に入店した「鈴木食堂」さんでごまラーメンをいただいた頃には雨も小降りに。

会津門から入城し最初に歴史館へ行きました。何度行っても新たな学びと楽しさのある、小峰城訪問時には欠かせない施設です。
続いて「どっちが先でも……」な50円引き券を手に二の丸茶屋でとうふソフトクリームをいただきました。

お腹が満たされたところで城内見学に繰り出します。

この日いちばん見たかったのは復元工事が始まった清水門です。何もないところからお城の構築物が出来上がっていく過程を見られるなんて!と、とても楽しみでした。
本丸方面への見学用昇降階段が設置されていたのでそこから上がります。
今だけ設置のこの階段、普段は見上げるしかない石垣が目と鼻の先で、触ることだってできる!と、感動そして大興奮してしまいました。
そして抜け出たところはまさかの帯曲輪門。楽しすぎでした。

ここから右に行くか左に行くか悩みますが、やはり清水門を上から見てみたいので右へ。

お一っ、見える!!

既存の石垣の上に四角い積み石。ここに土塀建てる?小さいのは裏込め石……ではないかな?コンクリ礎石?柱が建つの?
と、築造工程などまるでわからないので見たまま思ったままですが、三重櫓、前御門に続いての復元が楽しみでなりません。

2年前に小峰城一石城主プロジェクトへの寄付で城主証をいただきました。今回は「瓦記名参加者募集」のチラシがあったので帰宅後、早速申し込みました。
3500円の寄付で記名用のシールが送られてくるのでそこに名前やメッセージを書いて返送。清水門の瓦に貼っていただいた写真を送っていただけるというプロジェクトです。
お城の復元に些少ながらも関わることができ、また自身の思い出にもなるすてきな企画に参加できてよかったです。

御三階櫓内を見学し、帯曲輪へまわります。
東日本大震災からの復旧を遂げた本丸石垣。多くの方々の多方面からの尽力の賜物であることを忘れないでいたいと思いました。

阿武隈川を眺めたら、最近のお気に入りの通称“蛇尾の石垣”へ。
初めて見たときの感動は少しも薄れないまま。今回はさらに見やすくなっていて、石垣鑑賞ウォーキングを存分に楽しみました。

太鼓橋を見てから最後に戊辰薩藩戦死者のお墓に行きました。前回ピクミンに教えてもらいながら階段の上まで上がらなかったことを後悔していたのでお参りできてよかったです。

やっぱり小峰城大好きだ!ということを再確認した一日でした。

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しんちゃん

造形美の極み (2024/09/15 訪問)

周囲の石垣を見に行く前に、まずは再建された三重櫓を見に行きます。櫓とはいえ実質天守と言って良い建物です。三層目をあえて小さく造っていることで、逆に高くそびえ立っているように見えます。遠近法を利用しているのだと思うけど、何度見ても素晴らしい「天守」です。内部がエレベータでギチギチの鉄筋コンクリートの天守も素晴らしいと思いますが、俺はこっちの方がずっと好きだな~。
本丸御殿が無い分、前御門と三重櫓の組み合わせを、あらゆる角度から十分堪能できる。黒塗の板を張った「下見板張」となっていて、黒と白、そして青い空とのコントラストがまた素晴らしい。

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しんちゃん

震災からの復旧 (2025/09/15 訪問)

平成23年3月11日の地震(東日本大震災・現地震度6)により白河小峰城の石垣が9か所にわたって崩落してしまいました。さらに余震で1か所が崩れ、その後14年もの歳月をかけて今の状況まで復旧が進んでいます。まさに血のにじむような努力ですね.・・

グッジョブです!! (一言で済ますな)

グッジョブと言っても、最上級のグッジョブです。本丸南面の崩落はかなりの物だったようですが、特徴的な逆アーチの石垣を含めて見事に復旧しています。大きなダメージを受けた月見櫓台や本丸北・西面の石垣も復旧がされていました。大手についている清水門は復元工事中なので通行は出来ませんが、復元が成された際には必ず見に行きますよ。
石垣だけの城も素晴らしいと思いますが、イチゴの乗っていないショートケーキみたいで、何かが足りない気がする。これは言ってはいけないやつだったか・・・・・

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しんちゃん

太鼓やぐら (2024/09/15 訪問)

そういえば、白河小峰城は「だるまバーガー」の投稿しかしてなかった。二ノ丸茶屋で売っている「武将だるま」は絶対買いですぜ。
太鼓櫓は元は二の丸の南側入り口にあたる太鼓門西側に立てられていたそうです。明治7年より民間に払下げられ、幾度かの移築・改修を受け現在に至ります。定期公開もされているようなので、入れた人はラッキーかも。

城内の案内板を参照にすると、興国・正平年間(1340~69ごろ)白河庄の領主・結城宗広の嫡男・親朝(小峰家)により築かれたのが始まりのようです。やがて内紛で小峰家が力をつけ白河結城家を代表するようになりますが、豊臣秀吉の奥州仕置によって白河結城家は改易され、白河小峰城には城代が置かれました。
寛永4年(1627)白河藩が立藩し、幕命を受け、4年の歳月をかけ梯郭式平山城の近世城郭として大改修を受けました。
戊辰戦争の際に奥羽越列藩同盟軍と新政府軍の戦いに巻き込まれ、城内の多くの建物は消失しましたが、平成3年に三重櫓・6年に前御門が木造で忠実に再現されました。

本丸の石垣はところどころ逆アーチの積み方をしている箇所があります。面白い積み方だけど意味があるのかな? 


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概要

築城名人として名高い丹羽長重が築いた総石垣の城。なかでも石垣が立派で、本丸内だけでなく、水堀・蛇頭堀越しからも見ておきたい。天守の代わりだった三重櫓と、本丸の大手口にあたる前御門が、江戸時代の絵図に基づき木造建築で復元されている。

城郭情報

城地種類 梯郭式平山城
築城年代 興国元年〔南朝〕/暦応3年〔北朝〕(1340)
築城者 結城親朝
主要城主 結城氏、蒲生氏、丹羽氏、松平氏、阿部氏
文化財史跡区分 国史跡(小峰城跡)
近年の主な復元・整備 丹羽長重
天守の現況・形態 複合式望楼型御三階櫓[3重3階/1632年築/焼失(落城)]、複合式望楼型御三階櫓[3重3階/1991年再/木造復元)
主な関連施設 三重櫓、太鼓櫓、門、石碑、説明板
主な遺構 曲輪、石垣、土塁、横堀
住所 福島県白河市追廻46
問い合わせ先 白河市教育委員会文化財課文化財保護係
問い合わせ先電話番号 0248-27-2310