福島県いわき市の磐城平城です。いわき市はフラガールでも有名ですが、震災により多くの建物が被害を受けたほか、原発事故発生により一時市民の半分が避難したとされますが、放射能の影響が低いことが分かり原発周辺の避難民などが定住し現在は復興し人口が増えたと言われます。1602年徳川重臣鳥居氏がこの地に10万石で入封し前領主岩城氏の大舘城に入城しましたが、1603年新城の築城を開始、十数年の年月をかけ1614年完成させ磐城平城と命名してます。北側の沢を堀にするため丹後という老人を人柱とし完成させたため、この堀を丹後沢と呼ぶようになったと言われます。1622年鳥居氏が山形20万石へ転封すると内藤氏が7万石で入封、1747年には井上氏6万石、1756年安藤氏が5万石で入封し明治維新を迎えています。戊辰戦争では東北諸藩と奥羽列藩同盟に参加、7月13日に新政府軍の攻撃を受けその日のうちに敗れ、城は炎上しています。城は、いわき駅北側の物見岡と呼ばれる丘陵に本丸を中心に北東に二の丸、北西に三の丸、西側に大手曲輪、大手外曲輪、杉平曲輪を配し周囲を水堀が囲み東西500m南北800mの規模とされます。現在城跡は、市街地に呑み込まれ本丸を含め私有地となっており遺構はほとんど消滅、本丸北側に一部石垣と堀が残るのみです。本丸は私有地のため普段は開放していませんが、月に数日はイベントで中に入ることができるようです。城周辺に駐車場はありませんので、いわき駅駐車場へ駐車し駅の南北通路で駅北側へ渡ると、正面に見える丘が磐城平城址です。
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